working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

オンラインはすごいんだよ(2)

皆様こんばんは。お酒は好きですが強くはないgentlyです。今日の記事の一部はノマドワーカーよろしく、○リンシティという名のカフェで書いております。ここのコーヒーはおいしいね。冷たくてキリッとしてシュワっとして最高。この「仕事してる私カコイイ」感丸出しのにせバリキャリ風味は草生えるwww氏にたいくらい恥ずかしいwww

 

17日付の日経に、ソニーマイクロソフトクラウド型ゲームで提携するって記事が出てましたね。私はバカなので「クラウド型ゲームってネトゲと何が違うの?」優秀な部下に聞いてみました。

 

部下「PCとか据置型ゲーム機がネットワークにつながったと言っても、実際のところ通信を行なっているのは一瞬で、接続先サーバの情報をPCなりPS4が読み込んで環境を再現してるだけなんですね。クラウド型ゲームは5G時代の到来を見据えて、自宅に据置機がなくてもネット環境さえあればサーバに直接接続して遊べるゲームのことなんですよ」

 

じぇ「え、でもコントローラは必要じゃん?据置機いるじゃん?」

 

部下「据置機という概念ではなくコントローラの操作情報を送信する何かがあれば遊べるようになりますよ」

 

じぇ「コントローラあるじゃん?据置じゃん?その何かは据置じゃん?」

 

部下「ほんとバカだなぁお前は

 

要するにサーバ環境を再現するためのPS4みたいな据置機が必要なくなって、こちらの操作情報を何らかの機器経由で直接サーバに送り付けることで遊べるようになる、大量高速通信を可能にする5G ならではのサービスということらしいです。詳しくは17日付の日経読め。

 

前回の続きを書くのでしたね。今日の解析で一日のアクセス数が2ケタに乗りました。SEOも何もしてないのにどうやってここに来るんでしょう……運営の監視?

 

①ソフトウェアを買いに外出する必要がなくなったこと

私はこれが一番大きいと思うのね。昔は「人気タイトル新作出ます〜」なんて日にゃ徹夜で並ばないと買えなかったのに、今は事前決済で寝てる間に勝手にダウンロードしてくれちゃうんだから楽なものです。ただでさえ外出しないゲームオタクは生活習慣病リスクが跳ね上がることも付け加えよう。

 

②ストレージ化によってソフトウェアを入れ替える必要がなくなったこと

据置機とテレビはHDMI規格の有線接続がほとんどかなと思います(無線て人はどうやってるのか教えてください)。で、HDMIケーブルはピンキリとはいえ基本的にお高いのであんまり長いのは買いませんし、据え置き機にくっついてるHDMIケーブルは1mくらいですかね。つまりテレビと据置機の距離が近い。

 

良識あるユーザーはテレビから少なくとも1m以上離れているので、仮に別のゲームが遊びたくなってソフトを入れ替えにゃならん場合は立ち上がって据置機まで近づいてソフトを取り出して新しいソフトに入れ替える作業風景が当たり前だったはずなのです。

 

それがさ、①みたいな買い方が出来ちゃうようになったら、コントローラ操作で遊ぶゲームが入れ替えられちゃうわけですよ。ただでさえ運動しないゲームオタクは発がんリスクが跳ね上がることも付け加えよう。

 

一昔前のオンライン購入といえば定価販売が当たり前でしたが、今は新作以外なら半額以下にもなる値引きセールをやっているので、あえてパッケージを買って狭い部屋を埋め尽くす変わった趣味の方はともかく、ほぼ全てのユーザーにとって新品中古問わず実店舗の存在意義の希薄化が止まりませんねぇ。BOOK OFFとか息してるんかな。

 

ところでアイマスPの私ですが、枯れの境地に到達しているのでモノ(特典)がゴロゴロついてくるパッケージは買いません。本編が遊べたら満足です。嘘つきました、本編にDLC加えたら満足です。すみません、より正確にはDLC5万くらいしないと気が収まりません。それが私達の、サガだから!!

 

……だいいち、恥ずかしくて店頭で買えないし、密林で個人情報と紐づいたら人に見せられないリコメンドで埋まる。普通のサイトにあるアドウェアは一瞬で社会的もしくは家庭内ヒエラルキーを吹き飛ばす威力があるので気をつけましょう。

 

③万が一バグが見つかってもパッチ対応できること

ちゃんと読めよガスト。

旧ブログで再三にわたり登場する人物で、この世界に私を手引きした師匠が関東地区のどこかで今も生きています。彼は口癖のように「俺たちがデバッガーだ!!」と言ってます。なぜか「アトリエ」シリーズをプレイした後に発言が目立ちます。要するに「アトリエ」の制作チームは商品として世に出せないレベルでパッケージングし、オンラインで修正プログラムを配布するのが常套手段になっておや、誰か来たようだ。

 

バイアス補正のためにもう少し丁寧に書きますと、一生懸命ゲームを作ってくれた制作チームが望まない形で、不幸にもゲーム内にバグが発見されたとしても、オンラインなら各端末に修正プログラムを送り込んで、正しいゲームの姿に戻すことができるというものです。ただこれは先に述べたように、後からどうにでもなる環境と言えなくもないので、おそらく人手も資金も足りないのだろう「アトリエ」制作チームのように、新作が出た瞬間ユーザーによってバグが発見される事態を曲解されてしまうのです。

 

PS2以前のようにオンライン非対応のゲームソフトの場合だと、ゲームの進行上重大なバグが発見されれば全回収のうえ修正版を再送付するという、自転車操業の会社にとっては死を意味する事態になりかねません。それが送られてくるまでプレイをお預けされるユーザーも一日千秋の思いだったでしょう。オンライン化は企業にもユーザーにも恩恵をもたらしたのです。

 

④追加要素もオンラインアップデートで対応できること

原理は③と同じで、既発のゲームソフトに新要素を追加したい場合にもオンラインは絶大な効果を発揮します。③と比べて圧倒的に前向きな点だけは違います。それが無料で行われる場合とDLCの場合がありますが、この点に触れると沼に引きずり込まれるので機会を改めます。

 

⑤世界中のプレーヤーと対戦・共闘できること

私ね、ゲームプレイするときはオフラインで十分なのですよ。なぜって、オンラインで他者のプレイを見せつけられる状況が必ずしも心地いいとは限らないもの。ゲームは楽しくできてこそのゲームであって、自分の実力を思い知らされて打ちひしがれたり、マナーの悪いユーザーのせいで楽しい時間を台無しにするようなことがあってはならないと思います。その点、最近のゲームはオンライン/オフラインが選択できるので有り難いのですが、タチの悪いことに一度オンラインの楽しさを知ってしまうと、オフラインに引き下がる自分が井の中の蛙みたいに思えてくるんですよね。

 

「eスポーツ」ですか?あれが出てきたときは世も末だと思いました。ゲームを遊び以外の何かに変えてしまうやつが来たと。対戦ゲームは文字通り技を競いあって優劣を決するものですから、勝ちたいと思うのが当然です。その思いが叶えられないとき、悔しくなりますよね。その悔しさは練習に打ち込む闘争心に変じるのか、あるいは不当な手段でズルをしようと考えるのか、いずれにしたってゲームライフの主軸が「楽しむ」から「争う」にスライドしていくのがとても嫌なんです。

 

とはいえ、広い世界を知ることはとても大事なので、自分の実力を弁えるという意味でオンラインが人間性を育て上げるものであれば諸手を挙げて賛成します。でも、負けを突きつけられて、神仏にも見劣りしない美しい気分でいられるわけないじゃん?今は諸刃の剣であると考えています。

 

昔の対戦といえば自宅に友達を招いて1コンと2コンでキャッキャするものでした(今も出来ますけどね)。あれが楽しかったのは、友達についてゲーム以外の側面も既知の間柄だったからでしょう。オンラインだけの間柄でも友達と言えなくはないのでしょうけど、やはり違うのでしょう。

 

……据置型ゲーム機オンライン化の何が素晴らしいかをくどくど述べてみましたがいかがでしょう。ご自分のお考えに近い、遠い、全然違う部分があったのではないでしょうか。私は専門家でもなんでもないので間違っているかもしれませんから、ここで出会う皆さまとは、こんなお話がしたいのです。次回は何書きましょうかね。