working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

SIRENもバイオ4も下手な男の話

※初回のアップ記事に大幅に加筆修正のうえ改題しました。自分で読み返して居たたまれなくなったら、今後も手直しを加えたいと思います(2021年7月)。

 

案の定三日坊主でした。毎日連続して書けるもんじゃないですよ、ブログなんて。

 

大阪は世界の要人が集うG20直前スペシャルと、吹田の交番で起きた気の毒過ぎる惨劇で桜の代紋がピリピリしています。昨日なんか、末端構成員がツーマンセルで自宅にやってきましてね。何の容疑か知らないけどついに逮捕か……と覚悟を決めていたら

 

「不審人物をお見かけの際はためらわずに通報してください」

 

空振り連発も辞さない勤勉ぶりには頭が下がります。ヒマなんですか?て聞きそうになってやめました。この間にgentlyは不惑を迎え、毎日ふわふわワクワクしております。主に高血圧が原因で。

 

そもそもブログって毎日書くもんなんですかね。書きたくない日もあれば書くのがめんどくさい日もあるし、書くモチベーションが上がらない日、書く気力がわいてこない日もあるじゃないですか。全部一緒か。ノルマ記事なんて魂込めずに仏彫ってるようなもので、そういうのは読んでもらう人にもすぐ分かってしまいます。

 

他所様のブログで副題のように添えられるテンプレート、

「日々の思いをつづっていきます。」

 

毎日書くに値する「日々の思い」なんて、あるか?わしないよ?きれいに書こうとしすぎて毒気を抜かれてついでに味気も抜かれたフグ。いや、スルメ?スルメはおいしいから、かみしめても味のしないぱさぱさの干物。干物妹ですよ。文章の向こう側に生きている人間の鼓動を感じません。

 

ただ。

 

「1日練習をサボると3日分腕が鈍るのよ、お分かり?」

 

今思い出してもキツそうな美人のピアノの先生に脅かされて恐怖と快感のあまり失禁しそうな小中高生時代を送った私はブログも同じと思っていて、前回更新からの日数分の3倍失禁リスクが高まっている読みにくくなっていると思います。毎日やらないと腕が鈍るのは確かです。でも「日々の思い」て名前のミイラよりは面白いですよ。たぶん。

 

ところでゲームは毎日やってるのにちっとも腕前が上達しません。こういう状況を頭打ちと言うそうです。頭打ち過ぎてアホになるって意味かなと思ってますがたぶん違います。気になる方は国語辞典で調べましょう。

 

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 日課である「newみんなのゴルフ」の直近100H平均ジャストインパクト率が46.8%……昨年5月のプレイ開始当初は30%前後で推移してましたから、1年でかなり上達したのですが、上を見れば数多くのみんGOLファーがいるわけで、これ以上うまくなるには何かやり方を変える必要があります。

 

PS4移行後のみんなのゴルフはショットモードがゲージ(横棒型の3回押し)に統一され、ゲージ伸縮速度がライによって若干変化します(深いバンカーショットは早かったり、ラフでは早かったり遅かったり)。インパクトの瞬間は目で見て反応するので視覚は当然重要ですが、あまり目に頼りすぎると大きくゾーンを外すことがあります。この修正と柔軟な対応が今後の課題になりそうです。世のお父さんお母さんも知っているはずです。子供はゲームを漫然とやっているのではなく、改善と工夫の連続で頭がフル回転していることを。

 

ゲームといえば今週の日曜日、会社の後輩の勧めで「バイオハザード4」と「SIREN」をオンライン購入しました(合わせて4,000円くらい)。私は両方とも初プレイでしたが、死ぬほど下手くそでした。

 

空間、位置関係が把握できなくなった途端、人間は一匹の獣になります。身を守るために全身の知覚アンテナをフル活用して歩く/走る/隠れる。「SIREN」の視界ジャックはゲーム性と緊張/恐怖感を高めるうえで非常に効果的ですが、視覚以外に頼るものがなく、ただでさえ空間把握能力の衰えたふわふわワクワクgentlyには一生通らない仮免試験のごとき悪夢です。だからソリトンレーダーをつけろとあれほど言っているのに。

 

メタルギアソリッドは98年版の実況パワフルプロ野球に体験ディスクがくっついてて、真冬の……あれはアラスカだったかな。寒そうなところにある基地に入るまでがなかなか大変でしたが、大学生だった私の心を捉えて離しませんでした。これはおもしろい、買いましょうとなって、何回もプレイしました。

 

ところがね。PS2で2が出た!と思ったら主人公交代するし(雷電も好きですよ、賢雄さんカッコいいですよ?でもね、ビジュアルが圧倒的に改善したスネークをもっと見たかったんですよ)、苛烈な社会人ルーキーイヤーを過ごした直後にゲーム感覚が完全にマヒしてしまい(脳は容量が決まってるんですね)、3に至っては序盤に出てくる赤いベレー帽の一団の襲撃で毎回死んでました。その先に行けない。分かっていても手が思うように動かない。そして、ソリトンレーダーがない。あれがないのはきついんです。それで気づいたんですね、こういうアクションは苦手なんだと。

 

バイオハザード4はなんだろな、私はシリーズ一番最初のHDリマスタ版を夜中に電気消してプレイしてやはり失禁しそうになりましたけど、主観の「鬼武者」でした。レオン(主人公)の少し後ろにカメラがあって、視野が狭いので「志村、うしろうしろ!」的気づきがありません。手斧持って襲い掛かってくる村民どもに背中取られたら頭スイカにされます。連中のイッちゃってる顔が怖い怖い。

 

後輩「3回までは大丈夫です」

 

三振じゃねえんだから。普通の人間は一撃でも脳天に手斧食らったら死ぬよ。レオンもゾンビなんじゃないか。さすがにチェーンソー野郎にぶった斬られたら即死らしい。これもホラーというよりアクション寄りですね。だからアクション苦手なんだよ!

 

ホラーで思い出しましたけど、当時私の暮らしていた和歌山の田舎町ではAT限定は大いに馬鹿にされました。5年前に職場の事情で大津から草津群馬県じゃないよ滋賀県だよ)まで嫌々ながら湖岸道路を運転したとき、無事現地について車を降りたらサイドミラーが閉じているのに気づきました。こっちのほうがよっぽどホラー。滋賀の琵琶湖岸は割と歩車分離されてて比較的安全ですが、大津の三井寺かいわいはただでさえ道が狭いのに後期高齢者が自転車に乗ってふらふら車道に出てきます。ひょっとしたら1回くらい跳ね飛ばしたかもしれません。……おまわりさん冗談ですからね。

 

更新空白期間にも多数のご来場ありがとうございました。大体これくらいのペースで書いてますので気になったらまた覗きに来てやってください。股のぞきでも構いません。少数の濃い読者様によってgentlyのメンタルは支えられております。