working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

2Bさんに処女童貞を捧げよ

前からとても気になってたんです。中二っぽくて儚げで、しかしとんでもない美少女オーラが出てて。

 

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銀髪は正義、2B(トゥービー)

2Bさんマジ最高。美しすぎる。

 

それは先週のことでした。会社の優秀な後輩による「BIOHAZARD RE:2」Zバージョンのシェアプレイ観戦を続けること4時間。何回か、クレアさんが首筋から見たことない色の筋肉を食いちぎられてるのを見ながら赤ワインという理性限界への挑戦でもありましたが、最後に後輩が

 

「gentlyさん、絶対これ好きだと思うんですよ」

「えーなになにどんなエロげなん?」

「エロゲではないです」

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廃墟と草木と美少女と、少年(下がれ)



次の瞬間画面に映ったのは、草。草。廃墟。錆びた機械。襲いかかる機械。黒服。目隠し。美少女オーラ半端ない美少女。あと少年とでかいシカとでかいイノシシ。ヤダなにこれ。私はあと何千兆回転生したらこうなれるんか。イノシシちゃうで美少女やで。冷静を装うのに必死でした。あぁ、こういう終末観溢れる世界はたまらんな。勃起する。

 

私はゲーム好きですがぜんっぜん詳しくなく「NieR:Automata」がどういうコンテクストの上に成り立っているのか、ハゲの頭頂部の毛量にも及ばない知識量でしたので、美少女中の美少女たる2Bさんが美少女すぎて3日前にDLしました。

 

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名前はちゃんとくり抜きましょう

テーマ画面もほれこの通り。このね、時々画面チラつくのね、やばいもれそう。カッキョイイイイイじょばー。そして2Bさんの秘密を10回見てトロフィー取りました。白か。白はいいな。

 

きのう優秀な後輩がうちにやってきて、NieRシリーズとはどこからやって来たのか楽しそうに語ってくれました。私がただひたすら2Bさんの美しさに囚われたそこいらの3流レイヤーと変わらんクソにわかファン素人ゲーマーで終わらないよう最大限の配慮をしてくれたのでしょう。

 

大昔にちょこっとだけプレイしたことのある「DRAG ON DRAGOONドラッグオンドラグーン、以下DOD)」。オープンワールドで竜乗り回して火吹いてゴブリン吹っ飛ばしてたなぁとか思ってたらそれは2でした。レグナちゅう名前の竜は原田芳雄が演じてましたが、あのシリーズはほんま出演者が豪華やな。びっくりするわ。というわけで1はプレイしたことありません。

 

そのマルチエンディングの中にEエンディングというのがあって、ラスボスとの最終決戦が音ゲーという奇抜さもさることながら、それが東京都心・新宿で行われたというんですね。ファンタジーものから誰もが腰を抜かすパラダイムシフト。んで、決戦に勝利してやったー!!と思ったら自衛隊機に撃墜されて東京タワーの串刺しになって子供声で「本当に、本当にありがとうございました。」久しぶりに腹抱えてワロタ。

 

あ、詳しく状況描写してませんが途中から優秀な後輩の説明はYouTube動画講座になりました。これな、中毒になる若者の気持ちが分かった。大変残念なことに、金かけて芸能人にやらせてるテレビより数百倍おもろい。テレビもうちょっと頑張りな。私はNHKニュースとアニメとスポーツ中継以外見てないわ。

 

で。東京タワーのねぎまになった竜の体が腐敗したかウンコかウロコを撒き散らしたか、その成分には有毒物質が含まれており、しばらく後には人が住めない世界になってしまいました。ちゃんちゃん。ところがどっこい、たまたま新宿にいた外国人の兄と妹がおりまして、この兄の名がニーアだというのです。NieRシリーズの1作目、「NieR:RepliCant」はここから始まるのですって。いや死ぬやん。あかんやん。

 

そして時は1300年くらい流れ、兄妹はつましい世界で仲良く暮らしておりました。いや待て待て待て。この兄妹どんだけ長命やねん。あそうか、人間じゃな……おっとそこまでだ。ネタはともかくそういうことらしいです。ところで白の書とかいう謎の本も役者がピーターって。いやすげぇよなんだよこのシリーズ。

 

ここからまぁ色々とネタバレ的な映像を連続で見たんですが、すごいね、NieRシリーズはここまでストーリーが確立してるのね、ゲーム自体はすごく凡庸らしいけど。そして最後ズドーンなのね。横尾太郎さん天才やな。やる気のある人はやってみたらいいよ。私は無理だ。

 

んでさらに8000年くらい時は流れてようやく、ようやく私の嫁兼夫・2Bさんが八面六臂の活躍と白い秘密を見せてくれる「NieR:Automata」が始まるのです。ずっと後代の話なのでニーアはさすがに死んだやろと思ってるんですが、後輩が「gentlyさんのDL版はラスボスが本物ですよ」と意味のよくわからない遺言とともに去りました。なんや本物って。

 

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自販機から出てくる2Bさんはおいしそう

まぁ画面が美しいです。プレイ画面とCGアニメーションが互角。優秀な後輩曰く「4K自動対応」らしい。ほんまか。さほど綺麗なものは映ってないのに、というか2Bさんがただ美しすぎるだけなのに、画面全体がそう見えます。もれそう。そして戦闘が美しいです。特にR2ボタンで敵の攻撃を寸前で回避する時の2Bさんの残像がバァーっと四方に散るのが最高です。一瞬の出来事なのでうまくシェアできませんでした。もれそう。そして何度でも言いますが2Bさんそのものが美しいです。銀髪ボブカットで長身の美少女が黒い目隠しと喪服みたいなドレス着てピンヒールカツカツ言わせながら日本刀振り回すって、普通に見たらサイコでしかないのになぜこんなに美しいのか。あかんモレスキン

 

この雰囲気を他作品の要素を集めて例えるなら、「少女終末旅行」に「ターミネーター」を足して音楽を梶浦由記が担当しているといったところでしょうか。ロボット(この世界では機械生命体と呼ばれています)に感情はあるか。こういうテーマ日本人好きねぇ。「DETROIT」が似てるって聞くけどどうなんやろ。2017年リリースから2年以上経ってgentlyはプレイ3日目ですが、これはいいゲームです。そしてgentlyはただのにわかです。なんとでも言うがいい。2Bさんに5000円払ったと思えば安い買い物だ。