working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

拝啓 沼倉愛美様

これから沼倉愛美さんにファンレターという名のラブレターを書くgentlyです。唐突すぎてわけがわからない方はそっとブラウザを閉じてください。あと、通報しないでね。通報される内容にはしないつもりですが。

 

私が沼倉さんに出会ったのは8年前……沼倉さんは私に出会ってないけどそんなこと今はどうでもええ。2011年7月スタートのアニメ「THE IDOLM@STER」でした。なんだか不思議な声出してる人がいるなぁ、ミツオくんのコピーロボットに似てるなぁと思って画面に目をやると、九尾狐のようなポニーテールを揺らしながら小麦色のお肌のめちゃ元気な子がサーターアンダギーがどうとか言ってました。

 

その時は特に感慨もなくやり過ごしたのですが、再び彼女と出会ったのが3年前。関東のどこかにある師匠(あ、この場合の師匠というのはソトカ・ラキターちゃんのいう師匠とほぼ同じ意味です)の家で「THE IDOLM@STER ONE FOR ALL」をプレイしてたら2泊3日コースになってしまった時です。人ん家で延々、我那覇響ちゃんと思い出を作ってました。

 

師匠「gentlyさんはいつか出会うと思っていた。ようこそ、重課金の世界へ」

 

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とても楽しかった「ONE FOR ALL」

 

夜遅くに帰宅しても興奮冷めやらず、響ちゃんに会いたい一心でゲームハードとしての役割を終えかけていたPS3と「ONE FOR ALL」を購入。3年前のゴールデンウィークは響ちゃんとの連日連夜ランデブーのうちに過ぎ、連休終盤には楽曲衣装の追加DLCをことごとく揃え、レベルスキルいずれも最高に達したスーパーアイドルと廃人化したプロデューサーが出来上がりました。

 

その後「THE IDOLM@STER」をもう一度見直して、「ぷちます!」も全話見て、きわめつけに「アイドルマスターXENOGLOSSIA」を見てなんだよこれ千早さんがミサトさんになってんじゃねーかロボットがアイドルという奇抜さにうまくついていけなかったものの面白いねぇ「微熱S.O.S‼︎」がリンゴ屋にないの困ったな

ところで響ちゃんは?

となったところで、ふと響ちゃんのどこを好きになったのかを考えました。

 

響ちゃんの何がいいって、キャラ設定上はダンスの上手い子になってて、実際パラメータもダンスに偏ってましたけど、間違いなく歌が上手いんです。で、ゲームの非実在青少年なのでお話上のことでしかないんですが、自信家でありながら実はとても人格のできた娘でみんなに優しいという、すごい美徳を持ってる子なんですね。かつて現実世界でそういうことをストレスに感じてタバコ吸ってた子がいたので「ハァァ、アイドルは現実世界に存在し得ないのか」と諦めていた私に一つの気づきを与えてくれたのです。非実在でいい。むしろ非実在が望ましい。スキャンダルが起きないから。

 

元気で明るくてダンスのできる沖縄っ子として、かつてのシリーズでは765プロのライバルアイドル(敵キャラね)だった彼女が変転を重ねて765入りしてくれたことを神に感謝したいです。響ちゃんがいなければ、沼倉さんに出会えなかったから。

 

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レジェンドの風格漂う響さん



まずはリンゴ屋からソロ曲を調達。Rebellionは朝の目覚めのテーマ。カッコよすぎて気合バッチリ入るナンバーです。

 

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ヤイコのカバーが神がかってる

リンゴ屋になければCDを購入。響ちゃんが噛まれてるジャケ絵、最高です。私もまぜて!いつしか行為(というか好意)の対象は響ちゃんか沼倉さんか分かちがたいものになりつつ

 

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寝る前にライブ見よう

アルバム、ライブBlu-rayも調達。歌はいうまでもなく、ダンスがすごいのなんの。舌をタテにする時の照れ混じりの笑顔に心臓撃ち抜かれました。PVが美女すぎて100回は見ました。曲は「Anti-Gravity」が一番好きです。沼倉さんとして歌うときにも響ちゃんがほんの少しだけ顔を出すことがあって、ダンスナンバーだからそう聞こえるのか、いやよく考えたら同じ声の人なんだからそりゃ出るわな。

 

それと、私は沼倉さんの声ならどんな役でも2秒で聞き分けます。1秒は自信ない。「魔法使いの嫁」の序盤でゲスト出演されてたのにすぐ気付いた時は自分でも気持ち悪かったです。あぁこの気持ちは本物だなぁ、ご迷惑をおかけしないように今すぐ切腹するべきかなぁと思いました。純粋に嬉しかったですよ。あぁ、か弱い女子の演技もいいなぁと。

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これはみんな見るべき

 

響ちゃんを認識して以降、さほどの興味なく眺めているうちに過ぎ去ってしまったのが「アイカツ!」です。藤堂ユリカちゃんは女児向けの小鳥遊六花あるいは神崎蘭子でしたね。気弱さが出たときの頼りない感じは、ハァァ守ってあげたいハァァってなりました。

 

力強さの中に甘さと妖艶さが溶け込んだヴィンテージ・メルローのような声質は何度聴いても心地よくて、「このはな綺譚」桐姉様はイメージ通りでした。「SHOW BY ROCK!!」レトリーちゃんの変態性は「うちのメイドがウザすぎる!」の変態筋肉メイドの役作りに生かされたのかどうか、あれは困難を極めたと思いますが、従前の役の傾向から外れすぎて、あ、沼倉さんこれやるんだと思っただけで顔がにやけて仕事になりませんでした。役入れながらの「ときめき☆くらいまっくす」は芸術性と電波性の極限に挑戦した一曲だったと思います。当然ヘビロテです。

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私はつばめさん可愛いと思いましたが?

 

そして最新作「DR.STONE」のヒロイン・コハクちゃんが可愛すぎて涙が出るのです。サヤ師の幼馴染感とは違う異性への好意をどう表現するのか楽しみで登場を待ち焦がれてたらめちゃストレートだった。野性味溢れる可愛らしさって難しいですよね。この後も楽しみにしています。「うちの娘~」のリタさんの女房感もいいですけど、まだ早い!早すぎるよ!

 

2秒で聞き分けると言いながら出来なかった役が一つだけあります。「紅殻のパンドラクラリオンです。キャストロール見て腰抜かしました。「LoSe±CoNtRoL」聴いてあー!あー!ほんまやー!てなったくらいなので。

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クラリンめちゃ可愛い言ってたのに不覚

 

さて、ここまでgentlyが知ってることだけ並べてきましたが、書き終えてウィキペディアを眺めると知らないことがいっぱい書いてありました。でもね、大切なのはどれだけ沼倉さんのキャリアを知っているかではなく、どれだけ彼女を応援したいかって気持ちですよ。ね?ね?

 

これからも長く活躍してほしい役者さんです。私と結婚してください。

 

追記:

不覚にもリリスパのことを書き忘れてました。半蔵門雪は芝居の中で2つの役をやってたと思うんです。源モモを弟子に抱えた時代と、藤林長穂に師事した時代です。どちらの時代もいたって冷静という意味でキャラブレがないように見えて、藤林先輩との時間はどこか頼りなさがあって別の役を作っていたと思います。しっかり者の要素から何かを引いたというより、元からなかった感じがしました。

 

放送期間中になもり先生大好きな師匠と色々な話をしまして、私たちの一致した見解は「現役メンバーが誰も死なないのはどういうことだ?」です。ある意味、半蔵門雪は死んだのかもしれませんが……いずれにせよ沼倉さんはいい役者です。