working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

「LoveR」という涅槃(前編)

最近めっきり酒に弱くなったgentlyが会社の診療所から呼び出しを受けたのは先週金曜のことでした。積極的な生活改善指導が入り、向こう半年間の体重/血圧測定ならびに記録を義務付けられました。

 

特に数値が悪いのは血圧で、起き抜けの平均測定値が160/120。病院で降圧薬を処方してもらわないといけないレベルで、いつ何が起きてもおかしくないそうですが、まだふわふわワクワク40なので生活改善の結果次第で下げられるから頑張りましょう!とのこと。

 

そんなお話を聞きながら思い出していたのは、

 

・最近毎日バーで飲んでる。

・ビール、ウィスキー、カクテルの3種混合を延々繰り返してる。

・すきっ腹にガンガン酒入れて、夜更けに豚ラーメン飲み干してる。

・土日はアニメ見ながら自宅でワイン開けてる。

・「Re:ゼロからはじめる異世界生活」2話統合の再放送5本目まで見て泣いた。

・「pet」はひどいホモ臭がする。

・「CODE VEIN」がオンラインストアで安くならん。腹立つ。

 

このように危機感と勇気を持って、

生活と体調の改善に

取り組もうと

決意した

次第で

あり

 

きのうは珍しく休暇を取り、朝からワインすぱすぱ開けてスーパーボウル見てました。去年は録画を楽しみにしてたんですけどうっかり開いた某検索ポータルに試合結果表示されてて死んだ。スポーツは生放送を見るに限る。それにしても世の労働者の大半が、月曜の倦怠感に苛まれながら働いてる時間に飲む酒は格別です。

 

休暇を取ったついでに有閑マダムたちが見ているのだろう夕刻のワイドショーを見るともなく見ていると、かの国のパニック気味のBBAが撮影者と口論しながら使用済みのマスクをごみ袋からあさる投稿動画が流れてました。制作側は大方、ショッキングな絵のことだけ考えて裏も取らずに流してるだけなんでしょうけど(かの国がマスク生産大国で、何者かが価格のつり上げを狙って混乱している映像を意図的に露出している可能性とか検討する暇もないんでしょう)、あれを見た日本のマダムたちは大慌てで粗悪なマスクをあり得ない価格で買うんでしょうか。不織布1枚程度で凌げるものならこんなに感染拡大してないでしょうにね。

 

普通の報道番組でも情報が取れていないのか、新型肺炎による死者や感染者の頭数は出るのに、世代がほとんど全く報じられていません。衛生観念そのものが疑わしいかの国の内陸部で死亡しているのは耐性のない高齢者ではないのか?と当然浮かぶ疑問に誰も答えない。相変わらずテレビはひどいもんだ。

 

前置きが長くなりました。ここはゲームブログでした。そのうち別の何かになるけど。

 

f:id:working-report2:20200204214229j:plain

プール制服裸足美少女が嫌いな中年はいません

はーいみんな大好き、

「LoveR(ラヴアール)」

だよお兄ちゃん!!

 

f:id:working-report2:20200204214744p:plain

アイ・ラヴ・ピース!

DL版特典テーマにマジカルチェ〜ンジ!

 

またしても会社の後輩にそそのかされて購入しました。「おっぱいのペラペラソース!」こと「バイオハザード4」以来、後輩は私の適性と微妙にズレたものを勧めてきます。独特の至近TPSは慣れにくいし、ゲームコンセプトが初代と違いすぎてふわふわワクワクにはついて行けん。

 

「LoveR」はそれなりに高額なので教唆の勢いだけで買ったわけでもないんですけど、こういうゲームがあります、gentlyのお正月ライフを豊かにするマストアイテムですと知らせに来たのが後輩です。あいつ気づいたら会社辞めてたけどな!

 

……このー、なに?スタックアップ会話型?恋愛シミュレーションは初めてではなく、20代で身体的健康不安はないものの精神的にきわめて不健康だったgentlyはPS2の「キミキス」改良版(初版で実装されてなかった、選択肢のヒントが表示されるようになったらしいです)をへらへらしながらプレイして、広橋涼さんの演じるサッカー少女が大好きになりました。名前忘れたけど。私のイメージの中で「ポニーテールの快活な娘」の原型を形作ったのは間違いなく彼女です。名前忘れたけど。

 

Google先生に確認したら咲野明日夏ちゃんですって。

 

f:id:working-report2:20200204215624j:plain

画面比4:3の時代は遠くなった

あぁ、いいね。こういう髪型で、あの声で、体育会女子って神原駿河が言ってたとおり最高の抱き心地だろうと思います

 

2007年10月〜2008年3月放送のTVアニメ「キミキス pure rouge」はがっつり見てました。marbleのオープニング「青空loop」もヴィヴィッド&セクシーでよかったね。触れた順番はこっちが先で、合間のCMで「へぇこれゲームなんだ」と感心してゲームも買いました。そういや特典でテレホンカードもらったな。あの頃のテレホンカードは使い道のない無記名有価証券の代表格だった。なくなったとは聞かないし、カード式公衆電話も健在なので、今も作られてるんでしょうね。人は誰でも最初はにわか。 

 

ゲーム「も」買った、ということは当然TVアニメのDVDも全巻(8巻くらいだったかな、各巻ごとにヒロインが歌う「青空loop」が収録されてて非常に良かった)買ったんですが、その後の視聴機会に恵まれず2017年に売却しました。ゲームの主人公も2人いるもんだと思ったら1人で、ゲームやりながら「アニメはひどいストーリーだ!」と思ったものです。

 

小清水亜美さんが演じてたあの子、結美ちゃんでしたっけ?をあんな風にして(最終話の互いを見ようとしない目が今も忘れられん)、池澤春奈さん(池澤夏樹さんの娘さんなのね)演じる居候の姉御系の……摩央姉ちゃん?に持って行かれたのは百歩譲って仕方ないとしても、明日夏ちゃんを振って、田中理恵さん演じる保健室通学の神経質な、しかし女を感じるあの子に奔ったサッカー部のあいつは死刑。絶対うまくいくわけない。恋愛童貞のオタクに変な夢を見せてはいけない。

 

あと、能登麻美子さんの祇条深月お嬢様(えらいもので、好きな声優さんの役名は忘れないんだな)が他よりちょっと出番の多いモブのようになってて、野川さくら水橋かおり両氏のタッグはうどんを持ちネタにする亜美真美にしか見えなかった。どっちかは実妹だったっけ?もうひとり中原麻衣さんの風紀委員ぽい子、アニメではきつさが目立ったけど攻略対象だった気がする。こういう正規ルートから外れた感じはドキドキするよね。ちなみにgentlyが「CLANNAD」で最初にルート完遂したのは宮沢有紀寧ちゃんでした。なんでやろ。

 

要するに、「キミキス」はゲームもアニメも大好きなんだね、私。

 

その後、「アマガミ」はアニメ見ただけですし(七咲逢って名前つけた家族はクラブの経営者なのかと思ったけど一番好きだったからキャラソン買った)、「フォトカノ」は数話見て、もういいやって放り出しました。主人公は先輩女子高生の膝裏をぺろぺろする変態でした。演じた前野智昭さんがいつも以上にハッスルしてました。その後、世の中に疲れてシリーズを追っかけてませんでした。

 

可愛い女子を思う存分撮影しまくりたいという欲求不満に押し潰されそうな有象無象のために開発された、タクティカル・エスピオナージ・カメラアクションの系譜を継承する「LoveR」の破壊力の最たるものは、キャラクターがプレイヤーの肉声に反応してポーズを変えること、この一点に尽きると思います。

 

日ごろから話したくない相手と電話したり、何の関心もない会議の場で発言を求められたり、役員に詰め寄られてあたふたしながら答弁したり、連絡が途絶えて1か月の彼女さんの耳元で睦言を囁いたら「ただただ気持ち悪いからやめて」と言われたり、人生で有用な使い方が出来たためしのない自らの声で生成した

「かわいい!」

「たまんない!」

「笑って!」

「さげすんで!」

「セクシーに!」

などなど、いい写真を撮る名目で放たれる数々のハラスメントワードに、画面の向こうの美少女たちが反応してくれるのです。こんなにうれしいことはない。

 

それで、明日夏ちゃんとか、七咲逢ちゃんとか、響ちゃんを遍歴してきたgentlyが最初に攻略するのは

 

f:id:working-report2:20200204221315j:plain

こんなん言われたこと、あ、あったわ

南夏ちゃん以外ないでしょう。元気で、フレンドリーで、頑張り屋さんで、笑顔がかわいくて、水泳で鍛えたボディラインが美しくて、声が伊藤かな恵ちゃんとか、私を永久成仏させる気か。ついでに言うと夏って字は高校時代好きだった子が名前に持ってて、筆と鉛筆でめっちゃ字の練習したから季節の四字書くとき夏だけ異様な存在感が立つのは言わなきゃバレない黒歴史だ。のぎへん書くの好きなので秋も練習したけど夏のプレゼンスには及ばない。

 

興奮して「キミキス」の話が長くなったので次回に続きます。