working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

在宅勤務の考え方整理

寝姿勢によって右耳からほうきで掃くような脈拍音がシャッ、シャッと聞こえてくるgentlyです。血が固くなっている、のか?

 

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今朝再昇格したんだよ〜

このごろ時間帯によってみんGOLサーバが通信を受け付けません。世界的に在宅者が増えたことによる想定以上のアクセス負荷に耐えきれなくなっているようです。サービス開始から3年、新作が出る前にオンライン環境は畳まれてしまいそうです。とうとう1回もコンドル取れずじまいか。トロフィー要件厳しすぎるわ。

 

さて、在宅勤務が始まってから営業日ベースで11日が経過しました。この半月あまりでホームワーカーが急増したことで既に書き古されたことではあるのでしょうけれど、在宅のメリットは

 

感染症対策として最も安全かつ有効な方法であること

これがないと何のための在宅勤務か分かりませんからね。後のメリットは余禄です。

 

・勤務地までの移動に時間を使わなくていいこと

本当にありがたいし、日本人が最も無駄にしている時間だと思います。もっとも私、通勤に20分もかかりませんけど。

 

・スーツや革靴など高い割に用途が限定される着衣や履き物に頓着しなくていいこと

ベンチャーやスタートアップの人がなぜスーツではないのか。見た目が仕事のクオリティを決めるわけではないからです。普通の企業人が服装から入りたがる気持ちは分からなくもないですが、逆にそのような見た目で入って相手を判断していると肝心の仕事で痛い目に遭うと断言できます。

 

・仕事と並行して家事を行えること

洗濯とか一人暮らししてると週末までやりませんからね。仕事の合間に物干したりタバコ吸ったり、家事をきっかけに抜きの時間を作ることもできます。

 

 

そしてこれも同じくらい書き古されたこととして、在宅のデメリットは

 

仕事の時間と息抜きの時間の境目があいまいになってメリハリが効かなくなること

もうほんまこれな。家にいるのに謎のしんどさですよ。仕事終わった!てなってもうまく切り替えられない。

 

・家族のいる世帯ではペットや休校中の子供がじゃれついてきて仕事にならないこと

奥様旦那様がじゃれついてくるご家庭はどうぞ昼日中からお好きにしてください。

 

・奥様(あるいは主夫)が応分の家事負担を求めるのに対して「俺(私)は仕事なんだよ!」とかブチ切れて家庭内不和の原因をもたらすこと

世界的にDVの多発が問題化してますね。家にいる限り家事を応分負担するのは、家を切り盛りする人の視点では常識なのです。なんでって、普段いない人の面倒を見ることまで考えて準備するのは家事の増加であり、増加した分を家にいる人が戦力的に補ってあげないとうまく回っていかないからです。顕著なのが食事。

 

・独居世帯では自宅内に誘惑が多くて仕事にならないこと

ゲームとかアニメとかに囲まれて仕事したいなんて言う奴がどれくらいいるんでしょうね。そんな環境にいられるなら私は絶対に仕事なんてしない。

 

・仕事しようがしまいが電気代は会社ではなく自分負担であること

地味に効いてくる気がします。PCは大して電源食ってないイメージですけど、使ってる時間がめっちゃ長いですからね。私なんかWEB会議参加するのにわざわざ自宅のMacも起動してますから単純に2倍ですよ(会社支給端末のVDIはWEB会議に不向きと言われています。ほななぜVDIにしたし)。

 

 

こんなところでしょうか。デメリット多いな。だからしんどいんだよ。

 

 

一方で在宅をさせている側=企業にとってのメリットは

 

・BtoC企業は「従業員及びお客様の健康と安全を守る」とハンコ押したように言っているので、これが形式上守られていること

従業員いようがいまいが一部のお客様は神様のごとく外出しまくっているので、ただの宣言みたいなもんです。それに接客を伴う従業員はどんな防御策を施しても不特定多数の神様と接触を免れない以上、仕事そのものが危険です。いっそ神様やめて仏様になってくれんかな。

 

・従業員の業務の成果が見える形で上がってくるので成果評価がしやすくなったこと

目に見える成果が上げにくい業種もあると反論する人もいますが、在宅勤務中にやることは書類作成とメールや電話による調整がメインなので、何らかのドキュメントが上がってくるはずです。WEB会議をすれば会議だけで終わるわけがなく、会議の流れを受けて書類作成や調整に行動を反映するのが仕事というものでしょう。それが上がってこない会社は情報共有体制がなってないだけのことです。

 

 

そしてデメリットは

 

・在宅勤務環境構築に一定の投資とルール整備が必要なこと

私用端末の社内ネットワーク接続を許容するのか、許容する場合のPCスペック・条件の確認、許容しない場合の独自通信網の構築、書類の保存ルール整備、労務管理上の扱い確認などなど、やることは山のようにあります。最近は大災害発生時などの危機管理対策として後回しにできないということで準備していた企業が辛うじてスライドできたようですが、そんな簡単に浸透するわけがないのです。

 

・従業員の勤務状況を逐一把握できないこと

極端な話、私が1時間昼寝をしていてもバレないでしょうね(一定時間以上スクリーンセーバが起動すると警告音が鳴るとか、上司にアラートメールが飛んでいくとか、小賢しいサボり防止対策を導入している企業もあるそうですが)。在宅する側のメリットに挙げた家事との並行も企業からすればグレーゾーンかもしれません。

 


ただ、ひとくちに在宅勤務と言っても業種によって全ての従業員ができるわけでは当然ないので(先に書いたように接客を伴う事業部門はどうしたって神様とふれあわないといけませんし、本来なら在宅勤務にシフトすべき業種でも投資余力がないとか準備してこなかったとかそもそも自宅で働くなんぞ許さん社長がいるとか諸々の事情で行わないと判断した企業だってあるでしょう、聞いてるか為末さん)、この扱いの差が社会の分断を招く……なんて全然思いません。これ以上分断のしようがないですから。日本は命の扱いにおいて既に十分な格差が生まれています。

 

私の頭の中の整理も兼ねてざっと書いてみました。

 

ちゃうねん。こんなこと書きたいんとちゃうねん。私きょうもテーブルゲームの話したかってん。なので次回にするね。