working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

ゲーム脳でもゲーム下手になる

ビビッドアーミーの広告宣伝費を賄っているのは重課金兵。ブラウザゲームスマホゲームも糞食らえ、gentlyです。PS4の話題がご無沙汰なので近況をさらっと。

 

夏のセールで「深夜廻(しんよまわり)」を買いました。5,300円。安くない。

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ひとけのない町は怖い

アイキャッチの雰囲気から察せられる通り、とてもわかりやすいホラーゲームです。夏はホラーに限る。開始早々初回だけ、必ず部屋の電気を消して画面に集中してください。約束できますか?準備はできましたか?としつこいくらい消灯を求めてきます。日本一ソフトウェアはそういうとこやでほんまに。

 

2頭身の小学生女児を操作して夜の街(というより町)を徘徊し、おばけにつかまらないようにしながら友達を探します。このゲームの究極の目的については私もわかっていません。ところでそのおばけ、2頭身少女と釣り合いが取れないグロテスクななりをしていますが、見つからない限りは同じ地点を行き来したり、その場に佇立していたり、からかい半分で近づかない限り襲い掛かってきません。おばけにつかまるとスイカが踏みつぶされたような音とともに深紅色の飛沫(しぶき)が画面を彩り、直前のセーブ地点からリスタートします。このシーン20回以上見たけど(「廿」のトロフィーもらっちゃったよ、喜べない)、おじさん想像力ないから何起きてるかわかんないや。

 

おばけに発見された場合はそそくさと逃げればだいたい解決するのですが、懐中電灯を当てないと姿が見えない奴がいたり、移動速度が主人公より早くて逃げきれなかったり、主人公を走るモードに切り替えてもすぐに息切れして遅くなったりと制約が多く(ちんちくりんの小学生ですからね)、隠れ場所を活用してやり過ごしたり(たまに頭見えてるけど大丈夫なんかな)、小石や紙飛行機を投げ飛ばしておばけの気を逸らしたり、小技を重ねて切り抜けるテクニックが求められます。あとスイカ破裂的深紅色飛沫からのリスタートによる精神的負荷はカティアちゃんの絞殺シーンよりもずっと軽いです。1回ずつオープニングに引き戻さないのは「終わった」感を出さない作り手の工夫、言い換えると失敗は予知夢であり本番はこれから、みたいな切り替えを促すものでしょう。ゲームはこれくらいでなくちゃ気楽に遊べない。

 

私の現在地は図書館の展示室で、コトワリ様とみられる浮遊型シザーマンと戯れてます。はいはいそうです例によってごくごく序盤ですよすみませんね下手くそで。かれこれ10回以上やられました。特定のショーケースを破壊させて、落ちてきた土器をぶつけてやれば解決するのだろうことは分かっているのです。初見でそれを見つけて以来、何度繰り返してもそこに至りません。繰り返すほどイライラが募ってプレイが雑になっていくパターンです。こう何度もコトワリ様に追いかけられるとすでに怖くないはずなのに、手指が脂汗まみれになります。2頭身でも気持ちのいいシーンではないですからね。

 

あと、コトワリ様の動きがパターン化されているのに複雑で、様子を見ていると

 

・その場にとどまって向きを変えながら入鋏
・少し前進して入鋏
・ハサミを閉じた状態で突進
・最悪の瞬間移動

 

あ、ちなみに入鋏ってのは「にゅうきょう」と読んで、自動化される前の改札に立っていた駅員さんが持っているハサミで切符に改札通過のしるしとして穴を開けたり印を入れたりすることを言うんだよ?この場合、ちょきんとハサミを動かすことを言ってるつもりなんだけど、印とか穴とかそんな可愛いもんじゃないよね!ブシャーッ!!て梨汁かよ!みたいな音するもんね!

 

それはともかくコトワリ様とセーフティな距離を保つことができないのです。瞬間移動直後にハサミを開いて待ち構えられた時の絶望感たるや。あそこでどう逃げればよいのか、解法が見つかりません。今後しばらくは落ち着いて動きの特徴を見極めたいと思います。瞬間移動だけは何とかならんかな。距離を開けすぎたときに発動するようにも見えるけどよくわからない。

 

ついでに、Plusのフリープレイに落ちてた「日本マラソン」は最初のプレイですぐアンインストールしました。クソゲーをしれっと置いていくSCE。

 

少し前の「ワンダと巨像」もやってみたんだけど、大変美麗なグラフィックに感動こそすれ、超序盤のツタつかんで移動するところ?あそこで飽きました。こういう操作はもう出来ない、脳が拒絶しているとはっきり自覚しました。このあとコロナ禍が本格化して休業を余儀なくされた近所のバーの店長が全部クリアする様子を眺めながらワイン飲んでました。やはり自分の手に負えないゲームはグラス片手に人のプレイを見ながらああだこうだ言ってるほうがはるかに優雅である。

 

プレイ開始直後からほったらかしになっているゲームはほかにもありまして、岸田メル先生のキャラクターデザインが可憐な「BLUE REFLECTION」。主人公と取り巻きがキュンキュンするほど可愛いコスチュームでグロテスクな怪物をやっつけるゲーム、なんですが。年を取ったせいか、RPGもよくわからんね。多少斬新なゲームシステム取り入れたぐらいでは満足しない体になってしまった。途中で意味もなくエガちゃんが出てきて肛門から白い粉噴射するくらいのインパクトに飢えている。戦闘中のカットとかカメラ回しとかめっちゃカッコいいんよ?でもね。美人は三日で飽きるというのは本当だった。

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キャラクターの見た目はマジ最高

ほったらかしといえば「ぷよぷよテトリス」もそうなるのでしょう。買った当初は久しぶりの感覚で楽しく遊んでましたけど、上級者のプレイを見ているうちに自分の為していることが底辺で這いつくばっているだけのような気がしました。ああはなれないし、今以上にうまくなれる気もしない。ぷよぷよに至っては連鎖の原理すらよくわからない。

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ごく初期のトロフィーラッシュがピークだった

 

同じ理由でやめてしまったのがパワプロ。バットスイングをスティックに切り替えないとどうしようもなくなったのはゲームキューブのころだったろうか。当時はまだ若かったので「がんばるぞ!」てな意気込みで左親指を巧みに動かす練習をしてましたけれど、PS4で対戦を覚えてからは自分の下手くそ加減がイヤになりました。打てないのに、ボコボコに打たれる。この違いはなんだと。

 

目下gentlyが心待ちにしているのは「アイドルマスター スターリットシーズン」。

 

 

私の担当アイドルであり、妹であり娘であり妻である我那覇響ちゃんがどれほど美麗になって帰って来るのか楽しみで、まだ寿命を迎えるわけにはいかんのです。今回実装されるエフェクトとしてパフォーマンス中に汗が飛び散るシーンがあるそうです。私はそれを知って以来まだまだ死ぬわけには(中略)彼女たちの汗が飛んでくるなんて、自宅を急造4DX環境にしても惜しくないでしょう常考。2020年発売予定とのことですが、世界がこのような情勢で、公式サイトのブログ更新もここ4か月ストップしていますから、まず期待しないほうがいいでしょう。コロナが先か響ちゃんが先か。