working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

フラゲの理由

このブログについて毎年達成したい目標があります。年間50本の記事を書くことです。365日を7で割るとおよそ52なので、盆と正月の長期休暇を休みと考えればほぼ毎週と言って差し支えないペースになります。物書きが本業ではない、というか業ですらないので自由にやっていいのでしょうけれど、多少はルールを持っておかないとほったらかしにしがちですのでね。文章書くのってめんどくさいし。

 

PS5予約をめぐる世間の狂騒を見て、なぜこんなに発売直後に購入したいと思うのか疑問に思っていましたが、インターネットさんを見ていると大方その答えが書いてありました。さすがインターネットさんのいうことは常に正しい。

 

いわく、話題性のある新型機なので早々に入手して紹介という名の自慢動画を作りたいVtuberがいる。

 

いわく、「あつ森」直後のNintendo Switchのように、人気に火がつくソフトが出たらすぐ入手困難になってしまうので、そうなる前に保険的に手に入れておきたい。すでに入手困難な状態なんだがな。

 

いわく、巣ごもり需要が今後も続くことから、旅行などに比べて比較的安価なゲーム機を購入する世帯が増加する。特に年末商戦を意識したSIEの戦略、特に価格設定に見られる消費者の選択肢を増やしたことは成功をもたらすだろう。

 

いわく、転売目的。テンバイヤーはゲロ食ってタヒねハゲ。

 

ゲーム機が欲しいと思う理由で一番最初に上がってくるかなーと個人的に思っていたのは、遊んでみたいと思うゲームタイトルがあるから、です。意外なことにそういう回答がほとんど見られないのは、当たり前すぎるからでしょうかね。

 

思えば、ハードとしての役割を終えかけていたPS3を買ったのは「アイドルマスター ONE FOR ALL」がプレイしたかったからで、その後PS4を買ったのも「アイドルマスター プラチナスターズ」と「ステラステージ」を遊びたかったからで、要するにgentlyのゲーム需要の始まりはアイマスしかないわけですよ。

 

なので、PS5に関してはアイマスが出るまでお預けです。次回作の「スターリットシーズン」のハードはPS4ですから、当分ないかもですね。ていうか公式サイトのブログ更新が4月以来止まってるんだけど本当に出るんだろうな。このご時勢、なんでもコロナのせいにできてしまうのは諸刃の剣です。

 

つまり、何かを誰よりも早く入手したいと思うのは、ひとえにそれを求める具体的な動機に加えて、その日その速さでないと意味がない場合があるからで、そしてそれはゲームに限った話ではありません。

 

見たい。見たい。見たい。見たい。

 

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プルシュカ 会いたかったよ

9月25日発売の「メイドインアビス 深き魂の黎明」。7月に全額前金払い済みで、いわゆる特装版を購入したので、きょうの在宅勤務が明けてアニメイトへすっ飛んで行きました。なんせここ数か月の楽しみといえばこれが最大でしたので、往復の電車で鼻歌が出そうな勢いでしたわ。2月に映画館で鑑賞した時は周りに人がいたので遠慮がちに泣いてましたけど、これからは気兼ねなく自宅で大泣きできます。別に泣きたくて買ったわけじゃないけど。

 

アニメのパッケージ商品は価格の優位性においてAmazonをはじめとするネット通販業者が抜きん出ています。どの作品をとっても定価の2割引が当たり前というところでしょうか。それを蹴ってアニメイトで買った理由は確実に発売前日に入手できることもありましたが、それ以上に、

 

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あんな悲しい祝福、要らなかったのに

私のブログでネタバレはご法度ですので何も言いません。分かる人はこの一枚がどのような意味を持っているのか味わいながらご覧ください。二人がこうしていること、それだけでどれほどの人が救われたことやら(悪用防止のためあえて解像度を抑えております)。

 

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度し難い

こうした特典をもらえることはパッケージを買うアニメオタクにとって判断の大きな分かれ目となります。決して安い買い物ではありませんので、買うのは当然大好きな作品に絞られます。どこで買うと何がもらえるのか。私たちは好きな作品が出るたびにこのようなことを繰り返しているのです。

 

こうして発売前日に手に入れたことを記事にしている高揚感を久しぶりに味わってみましたが、いいもんですね。誰も見てなくてもやりたくなる。欲しがる動機を越えた先には自己満足しかなかったとしても、人間は感受性と好奇心と欲があるから生きている実感を得られるのでしょう。あと、いくばくかのお金。

 

以上、「発売前日にアニメのブルーレイを買いました」で済む話を最大希釈してお届けしました。