皆様こんにちは。株主総会、税務申告、四半期決算を乗り越えて疲労困憊した会社員はこの３連休にようやく一息つきました。一番搾りロングを１晩２〜３缶煽らないとやってられんくらい胃も心も荒れてました。１ケースが１０日足らずでなくなる暮らしを５年も続けると人生ゴールしてしまいますので、暑さが本格化するこの時期に正常化したいところです。正常がなんだったか思い出せないくらい遠い過去の話ですが。日常業務で滅多にやらない外回りが続いてた間は１日あたり１０リットルは汗かいたと思います。
そんな３連休の初日に明日ちゃんのセーラー服を最後まで見ました。視聴スケジュールが２クール分遅れてます。運動神経の塊のような小路ちゃんが踊るシーンに魅了され、フェティシズムの塊のような脚、唇、瞳へのフォーカスに魅了され、ロリータコンプレックスの塊のような小３の妹に魅了されました。お姉ちゃんのセーラー服をこっそり着て、ぶかぶかすぎてカッコよくない自分に凹むシーンにやられました。その後のお姉ちゃんのフォローが尊すぎて危うく全身が塩になるところでした。久野美咲さんの幼女ボイスは唯一無二です。小路ちゃんの同級生が誰一人として中１に見えなかったのは私だけではないはず。夜は例によってみんなで酒盛りして寝ました。
２日目は例によってみんなで酒盛りしてたこと以外よく覚えてません。楽しすぎてあっという間に過ぎ去ってしまった。本当に存在したのか２日目。
３日目は朝早く起きて、小林さんちのメイドラゴンＳの最終３話を見ました。京アニ放火事件から３年。テレビで見た火事の光景、救助に入った消防士さんが泣きながらの記者会見、多くの才能があの一事で失われたことへの無念、新聞に載った社員の方々のお名前、あらゆることが咀嚼できないまま時間が過ぎてゆきました。あの日から、なにもない空き地を見てしまうことを受け入れられない恐怖のあまり木幡周辺に行けなくなり、わずかばかりの寄付をして無力に祈るだけでした。
テレビシリーズの続きを京アニがやると聞いた時の驚きと嬉しさはありましたが、事件がフラッシュバックする恐怖が絶えずありましてね。メイドラゴンはただでさえ愛が重い話なので色々考えてしまいます。それでも10話のカンナちゃん家出話、それに続く夏休みの小林さんとカンナちゃんのお出かけ話を見た時、言葉にならない感動が押し寄せてきました。どんなに悲しいことがあっても何気ない日常を可愛らしく美しく描き切る京アニの描写力に、私も凹んでるだけじゃダメなんだよ、生きている者は前を向いて生きるんだよと言われてる気がしました。ただ、やっぱりトールちゃんの愛は重いな。小林さん笑ってたけどあの子は大変だ。
続いて、スローループの残り７話を一気見。前半５話を見た時から薄々気づいてましたけど、恋ちゃんが可愛過ぎますわ。ひよりちゃんに連れ子の姉・こはるちゃんが現れて、幼馴染だった恋ちゃんの地位がひよりちゃんの中でオンリーワンではなくなったことへの微妙な屈折が言葉の端々に表れててめちゃくちゃ好きになりました。黒い感情を可愛らしく折り畳んで昇華した彼女の人間性を表現した嶺内ともみさんの演技力をもっと評価する人がいてもおかしくないんだが。
この「なーいしょ」で私の脳みそは深界５層の呪いに等しいレベルで蒸発しました。
夜は例によってみんなと酒盛りしながら射手座の日と野球回の退屈、わたてん等々を見ました。わたてんは決してロリコンアニメなどではありません。みゃー姉は一歩間違うと逮捕される人ですが、全肯定するひなたちゃんのおかげで社会性を保っている尊いヤングケアラーの物語です。
……３連休以前まで全く休めてなかったかというとそういうわけでもなく、３回目の劇場版高木さんもしっかり可愛かったですし、その前に見た役所広司主演の峠はまことに地味な映画でした。一緒に見に行った会社の同期は「原作を読んだ時のイメージが他人の手で映像化されると埋めがたいギャップがある」みたいなことを言ってましたが、日頃アニメで峠を上回る体験をしているので、埋めがたさがあるとすれば次元の違いだなと思いました。じゃ峠がアニメになったら見るのか。たぶん見ません。山崎貴監督のドラえもんやドラクエがそうだったように、アニメ監督が作る峠は原作ファンが目ひん剥いて怒気のあまり気を失う別の何かになると思います。かろうじて絞り出せる言葉があるとすれば「俺たちの思い出を台無しにしやがって」。
しばらく書いておりませんでしたので、テーマを決めず日記風にしました。ちょっと私の構文が思い出せないな。そもそもブログってこういうのじゃなかったっけ。というか連日酒盛りで体休まるのか。次回は７月スタートアニメについて書きます。
