working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

年末の腰折文集

皆様こんにちは。話題が乱立するブログは出来るだけ多くの読者様を捕捉して、アフィリエイトに誘導するためなのだそうです。ネットワークセキュリティを多少勉強した程度の私ですら、見知らぬ他人に勧められてあんなものホイホイクリックしちゃうのはどんな人たちなのか想像もつきません。

最近も大阪市内の病院でランサムウェアによる被害がクローズアップされてましたが、ネットワークやPCにマルウェアが侵入する手口はメールやWebサイトのリンクを不用意にクリックする、あるいは不審なサイトでわけわからん.exeファイルをDLする、そんな「些細なこと」から始まります。リモートワークが定着したとはいえ、その基盤はおそろしく脆弱です。機器の設定のスキを突いて侵入してきたり、自社ネットワークは大丈夫でも脆弱な他社ネットワークと直結してる端末があったり、悪いこと考える人はいろんな手口を使ってきます。

究極、そういうものに侵入されたらそれはそれで仕方ないのですが、入られたことに当事者が無自覚だと事態は悪化するばかりで、気がついたらネットワークの全権を掌握されている最悪の事態になりかねません。なんか変やなと思ったらすぐにLANケーブルなり社内Wi-Fiなりを抜線してネットワークから切り離し、ITの担当者(いなければ詳しい人)に連絡することです。入ってきても出さなければ、被害は最小化できます。

 

……私のブログは話題乱立してますけど、はてなの運営がどの程度管理してるのかよく分からん広告とアドウェアが載ってます。私が意図して載せてる広告なんてひとっつもありません。いつか「死後は必ず地獄」って広告が来たのでこれあかんやろって運営に連絡しました。なんにせよ、得体の知れない広告を不用意にクリックしないことです。そんなことして地獄を見るのは私たちとシステム管理者です。こんなこと書いたら運営に差し止められるんだろうか。月々900円以上も払って広告停止するとか、どう考えても私の身の丈に合わんけど。

 

一応ゲーム主体のブログだったはずなので、たまにはゲームの話をしましょう。

 

プロジェクト再始動から順調に11月を迎えたアイマスのスターリットシーズンは今、放置してます。なぜかって、レッスンレベルが上がって対応できなくなって凹んでるからです。例えばボーカルレッスン。右手の親指は1本しかないのに2ボタン同時押しを要求されます。攣りそうです。あるいはダンスレッスン。今まで4テンポ覚えればよかっただけなのに、倍増したうえスピードが速くなりました。先に表示されるお手本に目が追い付きません。どこが光ってるのかよく見えなかったりします。そしてビジュアルレッスン。ひっかけ指示を意識し過ぎると反応できません。まるで変化球を意識し過ぎて直球を三振するような具合です。

アイマスは比較的UIの優れたゲームだったのですが、今作では選択範囲の色が薄い金色シャンパンゴールドっていうんでしたっけ?聖水色?なんでもいいやのような見えにくい色で表示されるので40過ぎの老眼には見分けがつきにくかったり、今必要なレッスンを見極めるためにパラメータを何度も往復確認したり、気軽にプレイしづらい仕様になっています。こんな些細な事象で躓いて拗ねるって、歳をとって反射が遅くなってるだけの現実を認めたくない老害みたいだ。年内にはやる気を出して再始動するでしょう。

 

また、ゲームを紹介した友人にとっくの昔に先を越されてクリアされてしまったMGS5も放置してます。ミッションが難しいというより、あの世界に没入するだけの体力が自分にはもうないのかもしれません。やってるとのめり込むんですけど、メチャクチャしんどいんですよあれ。大塚明夫さんの声を聞いてるだけでいいので映画モードとかにならないですかね、昔出てたみたいな。

 

あとは買ったのに私が未プレイというもったいないことになってるのが、メイドインアビス~闇を目指した連星です。なんで買ったのかって、ゲームやらないお友達におねだりされたからです。その後ゲームの得意な友人が4時間あまりで逆さ森を抜けて監視基地まで到着しました。知ってる話をゲームで再現する意味ってなんなんでしょうね。私はもう見る側でいいや。ワンダと巨人買った時も同じようなこと言ってた。新しく操作を覚える気がない。

ゲーム主体で始めたブログでしたが、いよいよゲームをやらなくなってきました。PS5買ったのに。VRに至っては人にやらせてる様子を眺めながらワインを飲むという貴族の遊びのような状態です。今週末もそれやります。年末はパーリナイの連続です。

 

最後に、先日取り上げた宝石の国原作10巻を読み終えました。死ぬほど疲れました。フォスも疲れましたと言ってました。どうかこの世界のすべての生に幸いがもたらされることを祈りながら11巻に手を……年内には伸ばします。9巻から読む間が開いたのでカンゴームが誰だったかよく思い出せませんけど、11巻の表紙がよう、シンシャもフォスもよう、「君にしかできない仕事」がこれなのかよう……と、読む前から胸が押しつぶされてます。記事の写真撮影目的で取り出してきたBlu-rayは4話まで見返して、なんと稠密なセリフの多いことか。ウェントリコススの斎藤千和さんはよくもこんな硬軟織り交ぜた芝居が出来るなぁ、陸地のナメクジ形態と似ても似つかん美しさといい姉弟の数奇な運命といい、美しく、もろい。おもろいの間違いかもしれませんが。年末になると毎度見返したくなります。要するに変態です。

 

……薄々お気づきかもしれませんが、今回はテーマを決めず、ネタ化してふくらますには至らなかった話をだらだら書きました。普通に考えて、1テーマで毎日書くなんて、明確なビジネス目的でもない限り無理です。だらだらの最後に、普段テーマでは書かないことを書いておきます。

先日読み終えた大塚明夫さんの声優魂に、役者も物書きも何かを表現したい、認められたいという一点で承認欲求の塊みたいなものだ、自分がそれをすることでどうなりたいのか、本当の欲求を隠しているとろくなことにならないと書かれてました。その通りだと思います。インスタバエを馬鹿に出来ない。こないだ近所のカレー屋でお皿が置かれてから2分くらい写真撮ってる女いたけど、ああいうのと飯食いに行ったらメンタルで飯がまずくなりそうで嫌だ。

ビジネス目的ではなく、しかも自分の好きなことを書くだけでは飽き足らず、日常をさらけ出してまでそんなことをするのはまさに承認欲求であり、満たされない何かを埋めたい欲求、ほめられたい、認められたい本心の表れなのだろうと思います。自分で書いておきながら、手段と目的をはき違えているとしか思えない。このブログがそれに値するなんて滅相もないことですが、やってることは同じです。

生きづらさ?のようなものを訴えてる人もいれば、お仕事がうまく行かなくて悩んでいる人もいます。それはブログに書いて見知らぬ誰かに伝えたところで多少気が楽になるかもしれませんけど、どうしようもないとは思いませんか。その現状を積極的に変えようとしない、変えにくいことを他の何かのせいにして深く検討しない、実はその現状を変えたくない、おそらく生きづらさの原因はその辺なんじゃないかと思います。まぁ、私にだけは言われたくないでしょうけど。

外に出る、全然違うことをする、仕事のやり方を変える、職場を変える、確かにその初動にかかるエネルギーは大変ですが、乗り越えてしまえば案外どうってことないと会社を辞めた先輩が言ってました。閉塞感をかこつのはいいんですけど、じゃあ明日からどうしたらいいんだろう、そっちを考える方が大事なのではないかと。それを考える気力もないってことは、現状に不満を抱えつつも胡坐をかいてるのと同じです。まぁ、私のことなんですけどね。私は明日を考えるどころか明後日のほうばかり見ています。

 

調子こいて余計なことを書いた気がしますけど、多少の刺激になったならまぁいいか。次回はテーマを決めて書きます。こういうのは年1回あるかないかのほうがいい。