working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

奥ゆかしさとは何かについて

皆様こんにちは。ひねくれた非モテほど持て余す存在はこの世に外なく、あまつさえそのひねくれぶりを公衆縦覧のインターネットで開陳し、さらにそこへ賛意を集める状況を作り出している様子を見て「なんだこれ」と思ってしまったgentlyです。そうだね。私とやっていることは大して違わないね。これを同族嫌悪というのか。と膝を打って納得しましたけど、私と決定的に違うのは世の中で起きている事象に対する奥ゆかしさの有無です。

この行為、奥ゆかしくないんだけど

この方は私のブログの読者様なので(たぶん一行も読んでないと思いますけど)、最大限欠いてはならない敬意をもって意見します。でも、意見したことをなるべく知られないよう、直リンク貼ると著者に言及通知が飛ぶのでわざわざ画像にしました。敬意ねえじゃねぇか。本来こういうのはよろしくないと分かっててもなお、何か言わずにはいられなかったので。

こんな短い文章の中に込められた怨嗟を推量することはできませんが、他人様の言及に対して批判的に意見することへの無礼を承知で言わせていただくと、気持ち悪い。

グリーン枠内の引用ぽい文章は誰の言葉なのか、世の集合無意識からスピリチュアルな方法で精製したのか、書いた本人の承諾も得ずにどっかからパクってきたのか(耳が痛い)、別に知りたくもありませんけど、チョコをもらうのもらわないの、それが義理だの本命だのを意識するのって、年齢的にいくつぐらいまでの話なんでしょうね。物事への興味を年齢で線引きする意図はありませんけど、そういう色恋沙汰に絡む何かが気になる人たちに対してこんな意見をするのは、いい年して恥ずかしいですよ。ものの言い方として行儀が悪い。

 

バレンタインデーなんて、チョコもらったら機械的に色付けて打ち返すだけのホワイトデーであり、もらわなかったらそれまでという商慣習じゃないですか。そこまで分かっているなら他に言うことなんて本来なにもないはずなのに、わざわざチョコレートを渡すなと前置きしたうえで、なにが言いたいのか本音(虚礼的なイベントへの出費をしたくないってことが言いたいんだろうと思いますけど)を中抜きしたまま「失敗する」という丁寧な予言まで付しているあたり、女性に対する屈折、別にこちらとしては見たくもないねじくれぶりが見えてしまうのです。

 

何らかの気持ちを乗せてチョコか物品を流通し合ってる男女が存在することへの嘲笑だとすれば当事者たちに失礼この上ないし、単に自身がエモーショナルな、ラヴ・ロマンティックな経験に恵まれないことへの恨み節であるならば、もっとほかの面白おかしい書き方があるでしょう。総じて余計なお世話ですし、笑えない。本当は欲しいんじゃないのかい?本当に欲しくないのかい?どっちなんだい!ですわ。

 

世の圧倒的メジャーが信奉し実行するなにかにはそれなりの理由もしくは力があり、そこから外れた者たちはメジャーの大波に攫われぬよう、そっと離れて傍観するのみです。言及することはあっても嘲笑してはいけない。それをやると徳が下がる。そして今まさに私の徳はダダ下がりの真っ最中である。私ははしくれのブロガーですが、そういう作法は守りたいと思っておりますので、今後このような言及はいたしません。

……もうちょっと本音を書き足すと、私のブログにスターつけに来る人はただの作業としてリンク貼りに来る人なので、何書いてるのかなと思って見に行ったら嫌なものを見た、それだけのことです。根底にあるべきユーザー間の信頼をどうお考えなのか知りませんけど、都度アフィリエイト開かせようとするブログの構造も一々癇に障るなぁと思いました。