皆様こんにちは。
師匠「ファミマの販促に詐欺が一人混ざってる」
このタイミングでファミマがまどかさんの販促(に見せかけたグッズ販売)を始めた理由はとても単純、この冬から新しい劇場版が封切られる予定だったからです。
Kalafinaの復活コンサートも来年1月に予定されています。オフィシャルサイトとドメインが異なるのは大人の事情です。
ClariSのカレンさん卒業に伴う新メンバー発表は間に合うのでしょうか。
周辺事態がまどかさんの新作公開に合わせて動いているように見えるのはたぶん私の錯覚です。「制作上の都合」によりまどかさんの公開は25年冬に延期になりましたし。
ティザーはぽつぽつ出てきてます。公開はだいぶ先なのに何本作ってるんだ?と思うくらい。私1本も見てません。ここに貼り付けたティザーすら見てません。
そもそも音楽を作るのは梶浦由記さんだから、Kalafinaが共に歩むことはもうないんだろうな。
叛逆の物語公開から11年経ち、辛抱強く待っているファンの方が大多数であろうと思います。私も待つともなく待っている一人なので、お気持ちは大いに尊重します。
ただ、物語の帰趨と関係のないコラボ企画をこれでもかというほど見せつけられ、途中に挟まれたソシャゲのアニメ化で落胆のため息をつき、長すぎる物語の空白を持て余した私たちは、「詐欺」という一言に込められた師匠の意図を汲みとり、ここまで私が書いた諸々の事象を全部織り込んで返事しました。
「陰キャなりに最善を尽くした結果があれなんだよ」
その前に「チ〇コが1ミリも反応しない」と書いて送った話はしなくていいので省略します。
ほむらさんは世界を統べる魔女となったにもかかわらず、きわめて控えめに魔法少女チームにいる「ふりをする」ことが願いなので、メイド服を着て嬉しそうな笑顔を振りまいても、詐欺じゃないのだよ?
その笑顔の下にはありとあらゆる苦悩を煮詰めたペースト状のどろどろした感情が眠っているのだよ?
まどかさんがくっついてくれたら、あの子は鼻血が出るくらい嬉しいのだよ?
杏子ちゃんはちょっと言動がガサツなだけの真の聖女です。異論は認めません。
さやかちゃんは完全にまどかさんの眷属みたいになってしまったけどええんかな?
マミさんが友達と一緒にいるのを見たことないほむらさんは、マミさんを殺した魔女をマミさんのパートナーに設定しちゃうあたおかなんだよ?
つまり全部虚淵玄という偉大な作家が悪いのだよ?
というメッセージを含んでいるのです。ハイコンテクスト過ぎて眩暈がする。
……要するに「あのまま終わったほうがいいんじゃないか」ってことです。あれ以上よくしようとしなくていいし、ほむらさんには永遠に、まどかさんがいつ目覚めるかわからない恐怖に怯えながら、虚構世界の王として君臨していただきたい。
君の銀の庭はそう歌ってるじゃないですか。
静かに寄り添って
何処にも行かないで
窓辺で囀って
何処にも行かないで
あんなにメルヘンチックにかりそめの平和を謳い上げるKalafinaと、王たる者の孤独と悲痛な叫びを端的なフレーズに精製する梶浦由記こそ本物の魔女です。彼女たちが揃ってこそまどかさんは完成するというのに。
だからこのたびのKalafina再結成は素直に喜べないのですよ私は。
working-report2.hatenablog.com
不安定な関係性の決着を望む声も分かるんですけど、優しい世界の眠りのままにしてあげてほしいなと思うのです。あいつもボロ雑巾みたいになってるし。