皆様こんにちは。出入り業者の知らない営業さんがアポなしで来ました。
総会後の修羅場については昨日書いたとおりですが、また状況を知らん奴がのこのこと……とか内心悪態をつきながら応対したら
「担当しておりました●●が急逝いたしまして……」
会社の玄関でデカい声張り上げたのは初めてです。私とそんなに年齢の違わない、ただ私の倍くらいある巨体だった営業さんが、ご自宅で突然倒れてそのまま息を引き取ったそうです。
いよいよ突然死が他人事ではない世代に差し掛かったのだと痛感します。ラーメン食べる回数は減らしました。先週3日連続で同じ店に行ったような気もするけど減らしました。明日から野菜をもっと食べます。そう私野菜好きなんですよ。食べないだけで。
それで思い出したのは、最近お酒の量が増えると、右の首筋に今まで感じたことのない激痛が来るんです。最初は爆弾低気圧由来の頭痛かなと思ってほっといたんですけど、痛みのもとを探ったら首でした。血管破裂の前兆だったらどうしよう。
高血圧の基礎疾患があるので、近所のお医者さんに行かなくてはいけない。でもよくよく思い出したら最近降圧剤の処方と定期診断受けに行ってない。なんか言い訳を考えないとな。もう怒られもしないかもしれんけど。
些細なことでも放置すると死に直結します。点が入るときはだいたい四球とエラーがからむのと同じです。今まで私の周囲で死んでいった高血圧症の人は、たぶんこういうサインを見くびっていたのでしょう。私も今まさに見くびってるし。
死はいつかやってきますが、出来るだけ先延ばししたいと思うのが人間の本性だろうと思うんです。これまで突然死を迎えた人も「あ、俺あと１分で死ぬわ」なんて考えないまま、覚悟も決まらないまま黄泉の旅路に向かってしまったわけでしょうし。
あんまり長生きしても仕方ないよなーとか毎日安易に考えてても、一人暮らしの自宅で仮に発作が起きて死にかけたとして、のたうち回りながら死を待つのか、近くに落ちてるスマホで救急車を呼ぶのか。たぶん必死で救急車を呼ぶんです。
で、命が助かってから「なんで救急車呼んだんだろう、別に長生きしたくないのに」とか考えるんです。死ぬ意味を考えられるのは生きていればこそです。
……首って、場所が悪いんですよね。これまでも疲れたときに肩こりの延長みたいなしこりが出来てたんで、しょっちゅう揉んでた部位です。こんなとこの動脈破裂したら助からんので、仕事が大仕事で……とか、頭痛が痛いみたいな言い訳と一緒にお医者さん行ってきます。
