※ソニーインタラクティブエンタテインメントの法的表示によると、プレイ画面のスクリーンショットを公衆の縦覧に供する目的でWEBサイト等にアップロードする行為は控えるように!と明確に書いてありましたので、私のブログではスクショを取り扱わないこととしました。
……私の認識不足で過去に貼ってしまった分については、権利者のお申し出があり次第ただちにひっぺがし、また自己チェックで発見次第同様に削除しております。著作権は大事な権利。
皆様こんにちは。夏バテが始まって10日ほど過ぎました。7時間以上睡眠を確保しても、起きた瞬間から倦怠感が来ます。長時間冷房の効いた室内でOA事務をしていると、筋肉も硬くなったり弱ったりして疲れが出やすくなります。
熱中症警戒アラートが連日発令される中、本当に、本当に嫌ですけど、コンビニに行くとかごく短時間でも外出して、体をほぐすなり、適度に汗をかくなり、温度変化に体を慣らさないとどんどん弱ってしまうので注意しましょう。夏はまだ始まったところです。
久しぶりにテレビゲームの話をしましょう。もしかして「テレビゲーム」って死語なんかな?と思うくらい外部のメディアで見かけなくなりましたけど、スマホゲームと区別する意図で使ってます。
カプコンの新作「祇(くにつがみ):Path of the Goddess」を衝動で買いました。ええ、ローンチティザーを見ていただければお分かりの通り、巫女ダンサーが可愛いからです。新作への好奇心が鈍くなって、どんなティザー、PVを見ても遊んでみたいとか思わなくなったのですが、さすがカプコンです。そしてこうでもしないと私はもうゲームを買わない気がします。
至ってシンプルなゲームシステムです。昼と夜の2部制で、昼の部ではプレイヤーが地域住民を救出し、その直後ハローワーク窓口としてガテン系の職業を斡旋し、作業場所を指示して備えます。その片手間に汚染された土壌を部分的に改良しつつ、連れの巫女ダンサーのために道を開き、前進を促します。
夜の部では、穢れた鳥居から怪物のお客さんが大量に押し寄せ、その浄化に向かっている巫女ダンサーをペロペロしに襲いかかってきます。これを地域住民との協働で撃退し続け、日の出を待ちます。
この繰り返しで巫女ダンサーを無事に鳥居まで誘導し、全力でオタ芸を披露する地域住民に囲まれながら、オタサーの姫よろしく巫女ダンサーがスーパー神楽をお見舞いして、鳥居の不浄を祓えば第1ステージクリアです。
クリア後は荒廃した地域の復興支援が主要任務となります。地域住民は驚くほど少ない(一番少ないところで4人)ので、時間がかかります。
第2ステージは昼夜の別がないボス戦が待ち構えています。やることは同じですが、強力なボス相手にどのように戦うのか、地域住民の職業選択と配置、あとはか弱い巫女ダンサーをどのようにして守るかがポイントになります。昼夜ありの第1ステージと、第2ステージのセットが10以上用意されています。
この、姫のような庇護対象を防御しつつ、敵を倒すなどの目的を達成するゲームのジャンルはタワーディフェンスと呼ばれるそうです。全然知らんかった。大昔、人んちで延々やらせてもらったバトルシティーみたいなもんかな。
……ここからは私の感想です。飲み仲間いわく「和風アクトレイザー」。確かにその通りです。地域から魔物を追い払い、神の世界を取り戻す構造はまさにアクトレイザーです。違うのは人が増えないことと、地域住民の転職による攻撃スキルの変化が攻略に直結することですかね。
また、海外マーケティングを相当意識したつくりになっています。各ステージは日本のようで日本ではありません。アメリカ人が想像する頓珍漢な日本とも違う、異世界日本。これはカプコンにしかできない混沌です。魔界村、あるいは鬼武者シリーズで培ってきた異形デザインセンスが遺憾なく発揮されています。
地域住民の名前は日本人ぽいですが、全員お面をつけてるので見た目の人種は判別できません。巫女ダンサーの世代(よしろ)ちゃんだけが顔を露わにしていますが、江戸時代以前の日本にはまずいない、いるはずのない、エキゾチックでオリエンタルなビューティーです。たまにあくびしてたり正座で脚痺れたり菓子食ってたり、自由な巫女ダンサーや。可愛いから許す。
そしてこの世代ちゃんが、プレイヤーの引いた道に沿って神楽ダンスしながら地域を浄化するのですが、めちゃくちゃ遅い。丁寧すぎる清掃車。可愛いから許す。
世代ちゃんが進めるのは昼の間だけです。夜が来るまでに彼女がどの辺まで進むのか目安位置が表示されるので、防衛ポイントがどこなのか分かりやすくなっていますが、ウィンドウショッピングに夢中の彼女を数十メートル先で待ってる彼氏の気分です。早送り機能ありますけど、風情がないのでそのまま眺めてます。可愛いから許す。
ただ、世代ちゃんの歩みの遅さは今後、ステージが進んで制限時間のようなギミックが出てきたときにネックになりそうなんですよねぇ。いつどのタイミングで世代ちゃんにGoサインを出すか、悩むポイントが徐々に増えるんですよ。可愛いから許す。
スピード重視のゲームに疲れた、ついていけなくなった皆様もおられると思います。そんな時はストラテジー系でじっくり考えながら遊べるゲームがお勧めです。世代ちゃん可愛いし。PS5版は手元のコントローラーから「タスケテ……!!」て声します。
やっぱり1人くらいアイドルがいないとな。スネークさんにもクワイエットがいたんだし。おっさんだけじゃあ無理だ。