皆様こんにちは。今朝、とんでもなく怖い夢を見ましてね。寝る前に見てたのがあやかしトライアングルの最終2話と入間くんの長すぎる収穫祭3話とでこぼこ魔女の親子事情2話目だったのでコンテンツが混濁したわけじゃないと思うんですけど、もう怖くて怖くて、明け方に尿意で目覚めたのにトイレ行けませんでした。
夢って見た後すぐ忘れるっていうじゃないですか。もう明け方だったので、スマホのメモ帳に概要をバーッと打ち込んであとで読み返してみたら、クロックタワー3のオープニングと似てるなぁと気づきました。
師匠「あれは抵抗する手段がないのが問題やろ」
じぇ「追い詰められたら美少女が聖水まくのやで」
師匠「いろいろ想像させられてギャグみたいやな」
師匠は3をプレイしたことがないらしく（あとで聞いたらシリーズに触れたことないらしい）、逆に私は前2作を動画でしか見たことがありません。クロックタワーは前2作と最後の1作は全然別物のゲームだそうで、
あてにならん知恵袋によると3の評価は高くないどころかキワモノ扱いされている。私、3しかやったことない。まぁまぁ怖かったのにな。
じぇ「しかも聖水は回数制限があるんや」
師匠「１回で出せる限界はあるだろうよ」
3のプレイ動画はYouTubeに豊富に落ちてますのでご興味に応じてご覧ください。最初の殺人鬼・ハンマー男のやり方は凄まじくて、狭い部屋を逃げ回る少女の頭に破城槌並に馬鹿デカいハンマーを振り回してヒットさせ、吹っ飛んできた美少女が頭から血を流しながら階段で逆さまになって白目剥いてる映像を見て以降、何回か夢に出ました。
じぇ「ゲームが進むと聖水が使える回数も増えるんや」
師匠「ところでその聖水はどこから調達してるんや？」
3が異色だったのは間違いないようで、ゲームコンセプトが前2作と大きく異なります。逃げ回るだけの前2作から進化？し、聖水による一時的な防御、物語の進行とともに真実を知っていく主人公の美少女・アリッサの闘争本能に火がついてボス戦に突入する、という流れが、もうオールドファンに言わせると全然違う、クロックタワーらしくないのです。
師匠「シリーズ古参ファンの意見は何ら生産性がない」
じぇ「ワイは怖かった、悪口しか言わん大人はアカン」
ボス戦が始まる前の懲役換算400年だか1,200年だか、ありえない長さが敵の体力ゲージに加算されるときのゴンゴンゴンってSEも好きですし、戦闘開始の合図として画面に落ちてくる「JUDGEMENT」もカッコいいなぁ、アリッサ同様「こいつぁ許せねぇ！！」て気持ちになってプレイしてました。前作の先入観なくプレイすればなんとも思わないのでしょう。
じぇ「専用のビンがあってな、それに聖水を入れるのや」
師匠「聖水をビンに入れるのは大変だよ？どうやるの？」
じぇ「その口ぶり、やったことあるみたいやな、ビンで」
ゲーム制作には大勢のクリエイターが関与していますが、3の演出を担当したのはあの深作欣二監督と、その厳しい指導を耐え抜いたバトルロワイヤル出演女優・美波（みなみ）がアリッサのモーションキャプチャーも務めました。そういやメイキング映像を見た覚えがあるなぁ。監督は現代の芸能活動では到底許容されないタイプの人だった。
それゆえに、ゲーム中のアリッサ、何かを知っている怪人、殺人鬼、被害者の動きと演技がキレッキレなのです。さながら映画。ネタゲーなんてとんでもない、あれは立派な作品です。
じぇ「水汲み場があってな、そこで汲むんや」
師匠「それ、ほんとに汲んでるの？見たの？」
じぇ「はっ……‼︎」
この前後に鬼武者やバイオハザードなどを手掛けてきたカプコンには3Dモデリングに相当自信があったんでしょう。その心意気は十分に感じ取れますし、深作監督も心血を注ぎこみ過ぎて、これがまさかの生涯最後の作品となりました。道理で凄惨な描写が多かったわけだわ。ハンマーヘッドショットされた少女はいまだに夢に出てくるもの。
……このように非常に熱の入った演出が、ともすれば冷めたゲーマーには過剰、大げさに映る可能性はあります。現代的ではない、あるいは恐怖の描写には際限がなく、日々進化しているのだろうと思うことにします。
師匠「ちょぼ先生のキャラ最強じゃん？」
じぇ「じょば〜」
師匠「あいつら振り撒きながら歩けるぜ」
それでようやく思い至ったのはこのニュース。
クロックタワー復刻版が年内に発売される記事を見たのが夢に災いしたんですね。どれだけ怖いのかこれはやってみる価値がありそうです。買って半年以上経ってる月蝕の仮面が未プレイですけどね？
じぇ「ちょぼ先生の聖水おっかねぇ」
師匠「滝のように出しまくってるし」
3の復刻は難しいんでしょうか。旧PSStoreを見回してもオンラインで入手することはできないようです。実在の女優さんを使ったのでライセンス契約とか切れてるんでしょうかね。私は本作への過小な評価が悔しいですよ。
じぇ「ヤベェあいつら喜んでるようにしか見えなくなってきた」
師匠「金髪JKが怯えながら聖水ぶっかけるなんてギャグだよ」
