working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

マリンブルーに魅せられて

皆様こんにちは。このところ話題が偏っているgentlyです。そして偏っているときは連日投稿するほど頭がおかしくなっているときです。

 

自宅には普段使いのMacBook Airと、万が一Macが故障した際の予備機としてサポートの切れたwindows7VAIOがあります。VAIOはCDドライブのないMacの代用としてハードディスク経由のiTunesへのデータ移し替え専用機としても使ってきましたが、度重なる動作不良(過去のOSアップデートに失敗して以来安定稼働せんのよ……)と、オフライン利用のため楽曲データの外部取り込みが出来ず手入力していた問題もあり、今回I-O DATAのDVDドライブを購入しました。

 

じぇ「CDドライブが見当たらないのですが」

店員「DVDドライブのことですね」

じぇ「私が探しているのはCDドライブです」

店員「DVDドライブでもCD使えますよ」

じぇ「あ……え?あっ、あー、あーですね!」

 

DVD・BDプレイヤーでCD聴けるんだからそれくらいは知ってる。そもそも「CDドライブ」という製品はもはや存在しないのですね。それは知らんかった。

 

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ディスクも可愛いから困ったものだ

外付けドライブには安っぽいイメージがあったんですけど、なにこれ、圧倒的じゃないか我が軍は。やっぱり速さと言えば赤だね。通常の3倍をはるかに上回る爆速の読み込み。昔はコントロールバイスのダウンロードだの細々どうでもいい設定だの色々あった気がするけど、USBでつないだ途端自らの役割を認識してiTunesと即座に連携。すばらしい。いい買い物をした。これを機にVAIOは処分しよう。念入りにデータを消去しないとな。見られたら困るものが多すぎる。

 

ただねぇ。ダウンロードとサブスクリプションの台頭で音楽CDの生産が年々減少している中で、いい機械を入れたのはいいとして今後CDを買う機会がどれほどあるのか。

 

まぁ、今後私が買うのはアイマスだけでしょうな!

 

今回のアルバムにはラジオ番組の体で響ちゃんがおしゃべりするシーンが収録されており、今朝これを聴きながらマスクの下でニヤついてたわけですけれども、iTunes Storeにはこのおしゃべりがありません。……いや、沼倉愛美さんが相手のいない演技をしているだけと言ってしまえばそうなんだけどスカしたこと抜かしとんの誰じゃいオラァ私か。

 

アイマスは個別のアイドルにフィーチャリングするとき、必ず曲とトークを交互に挟む構成をずっと続けてきたわけで、掛け合いもなく役に入り切るのは凄いなぁ、響ちゃん可愛いなぁ、相変わらずメロウで甘美なボイスでいらっしゃる、響ちゃん可愛いなぁ、逢坂良太さん羨ましいよ、響ちゃん可愛いなぁと夢と現(うつつ)を交差しながら楽しむコンテンツとして、大勢のファンの皆様と同様、私もこれがないとなんか寂しいなぁと感じるのです。

 

すべての楽曲に感想を2,000字ずつ添えたいところですが、そんなことをしていると読者様が愛想を尽かしてアクセス数が激減するので1曲だけ。

 

アイマスの子たちは個別のコンセプトアルバムや実際のラジオ番組の中で著名なアーティストの曲をカバーすることがあります。今回響ちゃんが歌ったのはLittle Glee Monsterの「ECHO」でした。歌唱力については今更言うまでもありませんが、アイマスレジェンドの中で一番上手い(※筆者の主観に基づく個人的な感想です)。そこには響ちゃんと重なり合う「歌手・沼倉愛美」が両腕組んで仁王立ちしていました。

 

"echo"とは共鳴、反響のことです。響ちゃんの名前そのものです。英語圏で彼女の名前の由来を聞かれたらそう答えるでしょう。オー!ハーネームヒビキミーンズエコー。欧米どころか日本人ですら私にそんなこと尋ねてくる機会なんてありませんが。

 

そして曲中「one for all!」と伸びのある声で彼女が歌い叫んだとき、あー、アイマスもチームなんだなとか、彼女が初めてシリーズに登場してから現在に至るまでの時間とか、アニメではアホキャラのように扱われて描かれることのなかった優しさや気配りとかが記憶の中で走馬灯のように巡り、危うく泣きそうになりました。そうか、紅白歌合戦リトグリの子も歌いながら泣いてたけど、そういうことだったのか。絶対違うな。

 

この曲と合わせて思い出されるのは昨年の、傷だらけになりながらも世界の強豪相手に勇猛果敢に戦ったラグビー日本代表です。今思い出しても涙が出てくるほど壮絶な戦いを連日繰り広げていました。勝った時も負けた時も、素晴らしい試合でした。あれを思い出したらそら泣くわ。みんないい面構えしてた。彼らとアイマスのそれぞれのメンバーがチームとして共に戦い、切磋琢磨しあう風景を重ね合わせてきた企画担当者の狙い。なんて憎い。

 

過去の楽曲の中には依然ダウンロードコンテンツ化していないものがあり、響ちゃんのソロ歌だけを集めたい私としては彼女のパフォーマンスが収録されているオムニバスCDを全部買い集めるのは過大投資なので二の足を踏んでいます。可処分所得の多いはずの40代独身男性会社員の購買意欲ですらこの程度ですので、過去音源の1曲単位のDLC化もぜひご検討いただきたく……

 

ところで、日本コロムビアアイマスサイトは情報量が多い割にすっきりしています。単に見た目がキレイというだけではなく、冒頭で遷移するアイキャッチはキャラクター名の後に「(CV:○○○○)」のように声優名を列記していません(告知内容を熟読するとちゃんと書いてありますし、列記している場合もありますが、少ないようです)。ファンにとって優先度の高い情報が先に目に入るように工夫されています。

 

columbia.jp

 

こうして見ると、webデザイナーの仕事は偉大です。旧ブログで「デザインに対するお金のかけ方は一目見ればすぐに分かる、それは「かけてなさ」が圧倒的に悪目立ちするからだ」みたいなことを書きました。当時一緒に仕事をしていたデザイナーさん(会社は人使いが荒いので色々なことをやらせるのです)が、とある自治体のWebサイトリニューアル事業の入札条件に「デザイン料はオンするな」という趣旨のことが書いてあるのを見て

 

デザインが要らないなら業者任せにせず、職員にHTMLでも勉強させて作ればいい。住民に見てもらえないダサいサイトを作って苦労するのはあなた方だということが分かっていない。

 

と鼻で笑ってましたが、本当にその通りだと思います。私はデザイナーではありませんし、デザインを事細かに勉強したわけでもありませんけど、インターネットが生活インフラ化した時代に最も人目につくものに対してデザインの概念を否定することは、デザインを馬鹿にしているとも言えます。そしてこの3段落の間に「デザイン」何回使ったら気が済むのか。

 

続けて高垣楓ちゃんの「鳥の詩」についても言及したいところですが、人間が集中してアマチュアの文章を読める限界3,000文字を超えそうなのでこの辺にします。