皆様こんにちは。冬アニメ総括が終わってなお冬アニメを見続けているトロいおっさんです。
ぽんのみち最終回は秀逸でした。自動卓が壊れた、みたいな些細なきっかけで人間関係が変わっていくのはよくあることです。人がひとつの場所に集まる動機、装置としての働きを成すものがなくなる、そういう経験をこれまで何度か経験してきた私にもよく分かる関係性の変化がよく描写されていたと思います。
姫様"拷問"の時間ですは根本的に拷問の概念が異なる世界なんですね。みんな優しい世界だ。バニラちゃんが出てくるお話は涙が出てくるほど優しい。私の好みはやっぱり猛獣使いのクロルちゃんですかね。中の人がセセリア・ドートの山根綺さんだったのもいい。
現在はメタリックルージュ6話まで来ました。立ち上がりの遅い、作品を見ているだけでは不親切なほど事前情報提供の少ない作品ですが、展望段階で期待していた通り、見続けることで良さが分かってくる正統派のSFですね。
というか最近のアニメは1話目のインパクトを狙って色々盛り過ぎなんだな。自信があるからこそ、こういう作りが出来るんだぜ？みたいな気概を感じます。
そしてまだ見終わってないのが10本以上ありますえへへ……こんな状態でよくも総括とか書けたな。
ちんたらやってる間に春アニメが始まってしまいました。私は当分手がつけられそうにありませんが、視聴予定と期待する3作について述べます。
今回もアニメイトのサイトに掲載された新作・再放送一覧から、私の視聴予定作品をピックアップしました。EPGでたまたま発見した作品も含まれます。
01_アイドルマスター シャイニーカラーズ
02_アストロノオト
03_Unnamed Memory
04_オーイ！とんぼ
05_狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF
06_ガールズバンドクライ
07_怪異と乙女と神隠し
08_怪獣８号
09_烏は主を選ばない
10_この素晴らしい世界に祝福を！３
11_ささやくように恋を唄う
12_じいさんばあさん若返る
13_終末トレインどこへいく？
14_バーテンダー 神のグラス
15_HIGHSPEED Étoile
16_花野井くんと恋の病
17_響け！ユーフォニアム３
18_ブルーアーカイブ The Animation
19_変人のサラダボウル
20_ゆるキャン△ SEASON３
21_夜のクラゲは泳げない
22_Re:Monster
23_リンカイ！
24_ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
※前期から継続
25_ダンジョン飯
多すぎますね。ほんと多すぎる。全80作品のうち3分の2削ってもこの数。
どんなに腰据えてちゃんと見たくても、見る側の体力的、時間的な都合で、事前情報をもとに作品選別しないといけないなんて、つらすぎますよ。私はタイパとかくそくらえって思ってますけど、事と次第によっちゃ、供給側がそういう風潮を後押ししてる感すらあります。
供給側の事情として多作で回転しないと利益が出ないというのは分かります。でも、その結果、きちんと見てもらえないのでは本末転倒じゃありませんか。
私の世代でもアニメの話題はよく出ますが、あくまで話題の選択肢であって、知らない話題は黙っていれば同じジャンルでも別の話題が始まります。
ところがより年少の世代では、単なる話題を超えたコミュニティの常識みたいになってて、知らない＝恥ずかしいになりやすいのか、全部網羅しようとするらしいです。無職でもない限り、生活時間を考えたら社会人はおろか、学生でも絶対無理です。
今やってる作品を早送りで全部見るくらいなら、過去にやってた名作に絞って時間をかけて視聴するのが本来のタイパじゃないんかな？みたいなことを老害の私は思います。
倍速視聴なんてやってたら、視聴後のその場限りの会話がいくらかみ合っても、積み重ね？教養？とでも呼ぶのかな、いつまでたっても身につくはずがないんですよ。だって、エンターテインメントと時間をかけて向き合わないうちは、心から好きになれないから。行為として極めて薄っぺらい。ご都合主義。
そういうのを軽く見てると、人生で得られるものが本当に少なくなっちゃうよ？
全部見ようとしなくていいんですよ。知らないなら教えてもらって、後から見るなりなんなり、話題の展開の仕方、場の切り抜け方として選択肢はいくらでもあるんですから。中途半端に見て知ったかぶりするよりかは、会話してる相手にも、クリエイターにも、そっちの方が余程誠実だとは思いませんか。
究極、どんなに強く勧められても見ない、見ようともしない人だっているんですから。私みたいに。
師匠「最近あれだよね、勧めたやつ全然見ないよね」
じぇ「せやからてOne Roomはちょっとどうなんや」
これから、このような認識の人間が、公式サイト、SNS等から得た情報をもとに期待する3作を挙げます。
終末トレインどこへいく？
褐色の元気そうな可愛らしい女の子いるじゃないですか。こりゃ名作確定ですよ。さっそく飲み仲間から「おまえは静留ちゃん好きだろうこのド変態め」みたいな誹謗中傷LINEが届いてます。へぇぇ、あの子静留ちゃんっていうんだ。へぇぇ、あんたもナナっていうんだ。あのころ伊藤由奈のCD買ってた。REIRAかあれは。
ちゃうやん玲実ちゃんやんけ！危ない騙されるとこだった。考えるのは得意でないとか、野生児のような直感タイプってのがいいですね。見た目もネコ科っぽいし。
水島努監督作品との相性はよく分かりません。のめり込んだことも拒否反応が起きたこともありません。水島精二監督と混同しかけた記憶がある程度の認識です。大型連休が始まる前には見ておきたいです。
オーイ！とんぼ
BIRDIE WINGをご覧になった方はおられますか。あれ、リアルゴルフに見えて必殺技みたいなの出るじゃないですか。直撃のブルーバレット。鬼頭明里さんの絶叫ゴルフ道場でしたやん。あれはあれで面白かったんですけど、もうちょっとリアル寄りのゴルフアニメが見たいんですよね。ゴルフ雑誌連載の漫画が原作だそうなので、リアルにやってくれるでしょう。そんな期待を込めてのリコメンドです。
で、今期はゴルフアニメがもうひとつ、ライジングインパクトがあります。Netflix限定配信なので視聴リストに入れてませんけど、あっちも気になります。なんでって、１シーズンにゴルフアニメが2本あるだけでも信じられないのに、久野美咲さん（くのちゃん）が男の子役やるんですよ。嘘やん。小路ちゃんの妹。まおちゃん先生。小蘭。ファプタ。想像つかんよ私。
……やっぱり役者さんって凄いですね。ちゃんと少年だ。降参します。いつか地上波かBSかアマプラかｄアニメに降りてきてくれませんか。
じいさんばあさん若返る
コメディのような純愛もののような、サイトを瞥見しただけでは何もわかりませんでしたが、三木眞一郎さんと能登麻美子さんが出てくる時点でこれは相当気合が入っているのだけは分かります。声だけでイメージできる役者さんは本当に数少ない。能登さんが爺さんで三木さんが婆さんやってても違和感ないかもしれない。
……期待値だけで語るって、無責任ですけど楽しいですね。展望はあくまで私の期待です。これが総括でどうなるかはしかるべき時にしかるべく対処します。
