working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

プリティストアに行ってきた

皆様こんにちは。決算直近の伝票処理の合間に労務問題やら監査法人やら税務調査やら銀行交渉やらで一気に白髪が増えました。担当役員とたまたますれ違ったとき、白髪増えたなと言われたあと、体格も立派になったと褒められました。褒めてないことぐらいはわかってます。私の顔はそこじゃないってくらい腹見てましたから。

 

ところで会社の同期が私の元上司のもとでメンタリティに深傷を負って長期休職中です。元上司は話の構想が壮大すぎます。例えるならアリの頭にゾウの脳みそを押し込むような具合の、並の人間の叡智を超越した何かです。1聞くと100返ってきます。適度というものをご存じないのかもしれません。R.O.D THE TVで言うとジェントルメンの記憶を覗き見たジョーカーさんみたいなもんです。

その壮大すぎる何かを業務の依頼先に伝えるのは同期であり、予算の制約を考慮しながら出来ることと出来ないことの切り分けも出来ないうちに元上司の情報圧で死んでしまいます。よく2年も耐えたな私。ガリガリに痩せたけど。体だけあの頃に戻りたい。

たぶん休職を口実に同期は転職活動してます。その力が残ってるうちに決断できたのはよかったと思います。そうじゃなかったら買い被りすぎてごめんなさい。就職後最初のボーナスで大型テレビを買ってこの元上司に説教される話はいずれまた面白おかしく書きます。

 

昨日、そんな同期を多少心配しながら、白髪頭と立派な体格に仕事帰りのスーツ&コートというハンドルネームどおりgentleないでたちで、あべのキューズモールのプリティストアに行ってきました。

プリティストアって何のお店かご存じですか。プリキュアのグッズを取り扱う大阪唯一の公式ショップです。飲み仲間情報によるとかつては梅田の茶屋町に今よりさらに大きい店舗があったそうです。賃料と私の懐事情と距離を考えると今の場所にあってよかったです。あんな可愛いお店、入り浸ってしまうやないの。ここに来たらきっと同期も元気になります。お店キラキラだし。

できれば店内の写真も撮りたかったところ、お客さんがいない店内で紳士的な身なりをした変態カメラおじさんは悪目立ちしすぎるので、キュアスカイとかプリズムとかのスタンディの撮影を断念しました。客いないならいないで撮りにくいもんですね。次はもっとカジュアルな服装でもう一人、やはり同期を巻き添えにして行こう。

なので店内の様子はWEBサイトでご確認ください。ここに来たら同期のメンタリティは劇的な回復が期待できます。

anime-precure.com

昨日お店に行った理由はホワイトデーで、私くらいの年頃のおっさんが、娘くらいの年頃の誰かにあげるつもりで買いに来たんだろう的な設定を妄想してました。そんなこと、誰も、なんにも思ってないのはわかってるんですけどね。私の気持ちの整理の問題です。あと、まるで誰かにあげるかのように別途包装してもらうよう頼んでしまいました。この期に及んで何の見栄を張る必要があるのか。

ほんとかわいいなぁ

袋がめっちゃかわいいです。ヒーリングっどプリキュアの主人公、キュアグレースとイヌのお姫様、ラテちゃんです。2020年放送の同作のテーマは健康だったにもかかわらず、健康を害するコロナ2019の影響を受けて開始早々8週間の製作遅延という逆境に置かれながらも、1年間最後まで戦い抜きました。グレースもフォンテーヌもスパークルもアースもスタッフ各位もみんな頑張りました。ピンクキュアの中で一番好きかもしれない。きっと同期も健康にしてくれます。お気づきですか。無理矢理同期の話を入れてます。

買ってきたのはキュアスカイとキュアミルキーのデフォルメアクリルキーチェーンです。えぇ、私が青キュア認定している、世の中的には緑キュアらしいキュアミルキーです。

スカイがデカい

当たり前のことしか言えませんが可愛いです。ミルキーは青いリュックに取り付けてビューティと並んでもらう(そうそう、ビューティのキーチェーンは相変わらず品切れでした。大人気だなビューティ)ことにしたものの、スカイを仕事用カバンに取り付けるには相応の勇気が必要です。そして勇気の使いどころを間違えています。こんな時はヒーローの出番です。

青キュア宿願の主人公プリキュアとして縦横無尽の活躍。ハレバレジャンプ!のところを私が真似すると首と腰と脊髄をやります。若いってすてき。

のどかなかわいらしさ

プリティストアのスタンプカードも作ってもらいました。お作りしますか?ってお店の人に聞かれて無下にお断りするのもなんか変だなと思ったので、ぜひお願いしますって答えました。ぜひはいらんかったな。

 

勤務地が東京だった頃、東京駅一番街のプリティストアによく行ってました。帰り道に必ず前を通るので吸い寄せられるんです。これは仕方ない。プリキュアに魅せられるのはなぜなんでしょうね。美少女が変身するからに決まってるだろ。

アニメが面白いのはいうまでもなく、あの子たちは心と言葉に嘘がないというか、私の思う「人間かくありたいな」を地で行ってるんです。優等生でもおばかさんでも普通の子でも、人を思いやる心と、人を傷つけるものに毅然と立ち向かう勇気、照れたり世間体を気にしたりする大人がやりづらいことをまっすぐやりおるんです。いわば無償の愛です。憧れますよね。かっこいいとすら思います。

そこにエンタメ的な美しさはあって然るべきで、プリキュアがキラキラしているのは心意気の発露としての美しさなんだろうと思います。現実の残酷さを思わずにはいられないほどの。必ずしも美しさをセットにしない、エンタメの地平を見誤りつつあるのが昨今の多様性ですが、この話は過去に何度かしているので控えましょう。夜も更けまして、目覚まし時計のスカイが寝ろというのでそろそろ寝ます。

あそうだ、先だって飲み仲間から頂戴したたのしい幼稚園と目覚まし時計2セットの片方は従業員さんの親戚の女児に行き渡りました。渡す前に従業員の娘さん(30代)がボタンを押しまくってキュアスカイと対話してたそうです。あえて女児にあげる必要はなかったと思いました。

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