皆様こんにちは。前回、鼻息荒く「ワイのブログ、アニメグループで8位になってんで?どや?」と書いた翌週のランキングで見事圏外に放逐されました。
順位下がりましたあははーではなく、圏外。つまり計測不能。
ランキングの仕組みをよく確認してみると、どうやら参加グループのバナーを貼って、さらにそのバナーをクリックしてもらわないと集計されないようです。そうか、だからブログ村の人とかはわざわざバナー貼って「クリックよろしくね!」とか言ってるんですね。ご苦労様です。あれ見るたび「なにがなんでも絶対押してやるものか」と思うのって、私の性格がひん曲がってるんですかね。
……はてなのグループバナーは、記事アップ前に貼るとサムネイル画像が無機質なグループのロゴになってしまうので、1回アップしてから再編集してバナー貼り付けるんですけどこれがめんどくさい。同じはてな管轄のブログだったら訪問数集計できそうなものなのにそうしないのは何か理由があるんでしょう。「1つのブログでいろいろなことを書きたいけど、それぞれの内容の記事は興味のある人に読んでほしい」を叶える機能、との説明が以下の記事にあります。
そういう次第で急速にランキングへの関心が薄れているので、アニメ関連の話をするときは一応バナー置いときますけど無視していただいて結構です。お気持ちが動いたり傾いたりしたときだけ押してやってください。
私のおうちでは毎週日曜日、かつて近所に存在したバーの代替機能として、私がお酒を気前よく放出する代わりに、ゲストにおいしいめしを持ってきてもらう会を開いています。始めてかれこれ1年以上経ち、私の晩酌の延長のつもりで始めたのが今やにぎやかで楽しい会になっています。かつて存在したバーの話はここに書きました。
working-report2.hatenablog.com
その席上、みんなでひろがるスカイ!プリキュアを見ながら酔っぱらった私はこんなことを言いました。
「キュアスカイの目覚まし時計いいなぁ、可愛いなぁ」
プリキュアの合間のCM、たのしい幼稚園の付録に目覚まし時計ですって奥様。最近の女児向け雑誌はすごいですね。電化製品ですよ。
キュアスカイことソラ・ハレワタールちゃんの丁寧な言葉づかいは誰がしつけたのかとてもきれいで心地よく、別作品で売国の姫を演じる関根明良さんの声(あの姫様とは全然違うけど)で起こしてもらえるって最高じゃないですか。これはおおきなおともだちにもきっと需要はあると思いますよ。それくらいのつもりで言いました。
やはり世間的にも大人気で、目覚まし時計つきの「たの幼」は即刻売り切れるそうです。女児たちの争奪戦必至というわけだ。
ちなみに私は毎朝、クーカーのTiny Starsで優雅に目覚めます。駆け抜けるシューティンスター。あの歌い出しのかのんちゃん最高。
iPhoneはお気に入りの歌を目覚まし設定できるので重宝します。かのんちゃんの清冽な声は目覚めにぴったりです。あまりに素敵な歌声なので止めずに聞いてる間にちょっぴりうとうとしてくる矛盾あるいはあったかいお布団との戦い。そう、きのうまではな。
それはきのうの夜のこと。
飲み仲間が「たの幼」を買ってきてくれました。
2冊も。
めざまし時計も当然2個。
単4乾電池4個まで。
2人の飲み仲間から左右同時に差し出され、そんな、ぽろっと発言したのがまさか結果を伴うなんて考えもしてなかったのでうれしいのはうれしいんですけど2個はいらん。これ欲しかった近所の女児の皆様ごめんなさい。私はおっさんの分際でソラちゃんの目覚まし時計を2個も所有してしまったこの罪悪感を生涯背負って生きていきます。決して無駄にすることなくこの2台を駆使して生きていきます。
……言っても女児向けだし、すぐ壊れちゃうんじゃないかとか、ちゃちいおもちゃみたいなもんじゃないのとか(見た目キラキラで可愛いので私が使っていいものではないのは確かである)懸念はありましたが、なんのなんのよく出来てるんですこの時計。右上のアラームストップボタンは平常時に押すとキュアスカイが現在時刻を知らせてくれたあと、時間帯によって気の利いた一言を添えてくれます。
基本女児向けなので、午後8時前後になると「ふぁぁ」と可愛らしいあくびの後に「眠くなってきましたねぇ」。はい。おっしゃる通りです。では一緒におねんねいたしましょう。私いつも「夜はまだ始まってもいない」くらいに思ってましたけど、午後8時就寝を努力義務にします。
嬉しくなってもう1回押したら「そろそろ寝る時間です。はみがきを忘れていませんか?」。私はお酒を飲んだあとよく忘れます。ごめんなさいキュアスカイ。
試しに午前1時ごろにも押してみたら「きっといい夢が見られますよ。おやすみなさい」。どんな躾のなってないおっさんでもこう言われたら寝ます。
そして運命の朝。
「ぴぴぴ!朝ですよ!さぁー起きましょう!」
キュアスカイは朝から元気。超元気。どんな寝起きの悪い奴も跳ね起きる大音量です。2台のうち1台をアラームセットしてましたので、ファッ!?と起き上がってストップボタンを押したら
「6時30分!」
そっちじゃなかった。こっちだった。
「よく起きましたね!さすがです!」
どんな仕事をしたって会社で褒められることのない、結婚したことのない、カネ払った女しか褒めてもらったことのない、43歳の独身男性が、朝、起きただけで、ヒーローガールに褒められました。こんなに嬉しいことはない。そして、これはいいものだ。どんなに辛い朝だって乗り越えられます。
このシリーズ、時計のモジュールをもうちょっとグレードアップして、セリフのバリエーションを増やしたら5,000円でもオタクは買いますよ。「私、女王になりたいの」ってよその作品で言ってた子がこんな元気な声で起こしてくれるなんて感激です。1冊1,500円の付録にしようって企画力と行動力が素晴らしい。
行動力と言えばどう見ても「たの幼」を買っていい風貌ではない飲み仲間お2人の行動力も素晴らしい。ありがとうございます。大事にします。でも2個はいらん。
なお、たの幼の誌面は酔っ払ったあまりきちんと読めてませんが、お魚の種類とたまごの見分け方(これはすごい、私なんか切り身と軍艦しか見たことないのに)と、数ページでとてもよくわかるヘレン・ケラーの超速伝記、いろいろなシール(コンビニで買った黒い傘の柄に貼れば誰も持ち逃げせんだろう)、そして130センチまで身長が測れるシートがついてました。2冊あるので今後私が260センチまで伸びても計測可能です。
…本来流通すべきでないところに流通してしまったことへの申し訳なさを含みながら、「たの幼」の企画チームのお仕事に敬意を表すべく2,000字以上費やしてしまいました。キュアスカイが早く寝ろと遠回しに言うのでもう寝ます。