working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

お祭りは忌日(いみび)

皆様こんにちは。いよいよ明日は天神祭船渡御≒野生の人間が大はしゃぎする花火大会というタイミングで恐ろしい事件が起きました。

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週末の阪和線南海線の車内混雑具合がどれくらいなのかよく知りませんが、関空直通だとインバウンドも多数乗り合わせる可能性があるわけで、しかも見知らぬ他人から突然刃を向けられる状況が、ニュースを読んでも全く想像つきません。つまり防御手段が思いつかない。

 

万が一この現場に遭遇したらどうするかって、逃げる一択です。間違っても立ち向かおうなんて思っちゃいけません。腕に自信があろうがなんだろうが、死ぬ気かも知れない人間を相手にするほど恐ろしいことはないからです。

しかし?逃げると言っても?例えばお祭りの日にうっかりお出かけなんかしちゃって?大混雑の車内で?刃物を振り回されたら?逃げ場ないですよね?何が言いたいか分かりますか?

祭の日は何があっても、
絶対に、家の外に出ない。

身の安全を守るためにはこれしかありません。地震が来ても、洪水が来ても、避難することはあるでしょうが祭の日は絶対家の中が安全です。絶対です。

仕事でやむをえず電車利用しなければならない人もいるでしょう。だったら仕事を休みましょう。

仕事の都合でどうしても休めません。テレワークに切り替えましょう。あるいは人の波が去るまで残業しましょう。

祭の空気を味わいたいです。そうですか勝手にしてください。

 

……先日も話題にした祇園祭の前祭の人出推計情報によると、100万人を超えたそうです(会議で聞いた程度なので出処ははっきりしませんが)。コロナ禍前の2019年の同推計は49万人です。明らかに、民草は祝祭に飢えています。

あんな動きのないかったるい祭でこんな人数が来るんですから、祭ぴーひゃら+花火どっかんどっかんなんて、服を着る、飯を食う、子を作るくらいの知能がある野生の人間があちこちから多数湧いてくることでしょう。そこに刃物を振り回す野生の人間がいても何らおかしなことではありません。

 

くどいようですが、危険を回避したい人は、祭の日は家でおとなしくしましょう。アニメでもゲームでもドラマでもプロ野球でも座禅でも井上尚弥の試合でもなんでもいいので、家にいましょう。これはもはや私からの「お願い」と言ってもいいかもしれません。

 

人を人とも思わない、野生の人間が集まる状況でどう振舞うべきか、この4年の空白の間に人々は忘れています。公共交通事業者も、祭の主催者も、交通整理の警察も、自分のやるべきことで手一杯です。安全確保の使命は当たり前ですが、それをどうやって確保するのかみんなうろ覚えです。

誰も自分のことを守ってくれない、自分の身は自分で守る。その覚悟がある方はどうぞご自由にお出かけなさってください。私はちゃんと書きました。もう後は知りません。

明日の今頃、ここは大変