working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

2024年問題は始まっている

皆様こんにちは。すっかり寒くなりましたね。今朝は気温が10度を下回りました。お布団から出られない季節は目前です。でも酒飲みの40代は日の出前に尿意で目覚めるのでやむをえず這い出なければなりません。もう私の膀胱は野菜ジュースの紙パック並みの容量しかありません。ノコギリヤシのサプリ売ってる通販番組で中山エミリが言ってましたから間違いないです。

昨夜も寒かったので芋焼酎のお湯割りをアー言いながら飲んでました。寒い時はこれが沁みます。日本酒ほど甘くなく、それでいて香りもよく、体があったまるお酒です。ただしアルコール度数がビール(5度くらい)ワイン(14度くらい)日本酒(17度くらい)よりも高い(25度)ので、お湯割りとはいえ量を誤ると記憶が飛びます。真夜中過ぎにシルキーちゃんちゅきちゅきー言いながら納豆3パック食べてた私は私であって私ではありません。

ちなみに飲んでいるのは桜無月という銘柄で、産地は鹿児島なんですが、この辺では西脇カントリークラブに行かないと買えない限定品です。もちろん私が西脇カントリーまで買いに行くわけではなく、会社のVIPから下賜されるのをありがたくいただいてます。

nishiwakicc.ne.jp

じぇ「ご自宅で飲まないんですか」
gently "Don't you drink in your home?"

社長「想像してみ?家で飲むちゅうことは嫁と飲むちゅうことや」
president "Just imagine, it means hell, drink with my......god"

 

さて、翌朝すなわち今朝も足元がお留守になってましたので、こんなんじゃ闇のエージェントに襲撃されても対処できません。なぜ日曜の次の日は月曜なのだろう?と哲学的なことを考えながらふらふら出勤するものの、駅まで歩く気力体力がもたない日もあります。

こんなとき、最高に便利なのがタクシーです。車を捕まえさえすれば、あとは車内で死亡していても会社の入り口まで運んでくれます。

大阪都心なんて簡単にタクシー捕まる、はずだったんです。最近は乗り場で10分待っても捕まらないことがあります。賃走表示しながら客乗せてるのは仕方ないとしても、この頃圧倒的に増えたのは「予約車」。私が知ってる予約車は路駐昼寝ドライバーです。堂島川かいわいは特にひどい。だから予約車表示して私を乗せないタクシーを見ると無性にむかつくのです。むかつくのは飲みすぎのせいか。

 

迎車と予約車の違いが気になったので検索かけてみました

trafficnews.jp

trafficnews.jp

この記事内容に従うと、特定の配車アプリによる乗車申込みは迎車、時間指定の予約が入ると予約車、ということのようです。朝もはよから時間指定して車呼んでる人なんて本当にいるんですかね。体よく近距離客を拒否してるんじゃねーのかよオラァ。

もう一歩踏み込んで、国土交通省のWEBサイトにある「一般乗用旅客自動車運送事業の事業用自動車の表示等に関する取扱いについて」、これガイドラインなのだろうと思いますが参照してみました。

https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/mg/sm/taxi_42.pdf

役所のこしらえる文書は非常に読みにくい(リンク対応も全くなってない)ので、必要部分をバラシて解読した結果が以下の通りです。

④「迎車」
迎車回送料金を適用している車両が、
乗車申込みを受けて指定場所に迎車回送する場合に、
車外に向けて表示する。

これは分かりやすい。基本的に迎車とは電話等で「すぐ来てほしい」と頼む場合を指すので、迎車料金が発生します。先の乗りものニュース記事によると、アプリの乗車申込みでは迎車料金が発生しないそうですが、なぜなんでしょうね。

 

⑤「予約」
迎車回送料金を適用しない車両であって、
乗車申込みを受けて指定場所に迎車回送する場合、

これは配車アプリを使う場合とどう違うのか、ちょっとわからなくなりました。時間指定に関する記述がないので、会社判断で「迎車」だったり「予約車」だったり、表示にバラツキがあるのかもしれません。

又は指定場所に到着後旅客の都合により車両を待機させる場合、

待ち合わせに遅れるという意味ですね。待ち合わせと言えば30分以上前に現着してるくせに「待った?」とか聞かれて「今来たとこだよ」とかスカした返事ヌかしてる野郎をこの世から消し去りたい。私は正直にこう思うね、「私は30分前に来たんだから君は1時間以上前に来るのが常識だろう」ってね。言わないけどね。しょうもないとこで見栄張ると後々しんどい。

若しくは運送の途中において旅客の都合により車両を待機させる場合に、車外に向けて表示する。

1台のタクシーで複数個所に立ち寄るからちょっと待っててという使い方をする場合も確かにあります。乗車後にどうしてもウンコしたくなった場合とか緊急事態ですよね。ちょっと待っててもらう以外に選択肢がない。

 

調べた結果わかったことは、迎車も予約も実は違いがない。ありそうでないのです。配車アプリで乗車申込を受けたタクシーは、事業者の判断でどちらを表示しても問題なさそうです。ということは、私を悠然と無視する予約車はたぶん配車アプリに呼ばれてるんでしょう。こちとら公式の乗り場まで出向いて待ってるのに釈然としません。

ただ、それ以上に、そもそも路上を走っているタクシーが一昔前と比べて目に見えて減ってます。大阪の都心でこのざまですから、地方なんか行くと電話しないことにはどうしようもないでしょう。経験上、滋賀県の北の果てを歩いてる最中、まずタクシーなんてすれ違わない。

もっとも、朝は駅とか勤務先とか病院とか比較的近距離が多いので、流しても実入りが少ない事情に加えて、繁華街近くの夜、それも終電後のほうが距離も割増も稼げますから絶対的な流量差はあるでしょう。ただ、それにしても少なすぎます。

news.yahoo.co.jp

最近話題のライドシェアは避けて通れないところに来てるとしか思えません。記事は都市と地方を内在する北海道について述べており、考え方の違いが分かりやすく書かれています。業界団体にとっては脅威に違いなく猛反対するでしょう。都市部でも流しが激減している実情では死活問題です。

まぁ、車と名前のつくものを一切運転しない私は、どこの馬の骨が運転してるか分からんライドシェアなんて、怖すぎて乗りませんけどね……。働き方改革に伴う法改正を待つまでもなく、物流、人流いずれにおいても、2024年問題は始まっているようです。

www.traffic-probe.jp

物流からアプローチした記事ですが、とても分かりやすくて問題の全体像をつかむのに適しているのでリンク貼っときます。そういえば郵便を出すときも、水曜日の午後に持って行って、大阪市内の配達なのに週明けになるかもしれないとか信じがたいことを窓口で言われました。

 

首相がどれだけ賃上げを唱えても私の勤める企業グループでそんな話は全く聞こえてきません。せいぜいエッチなビデオでチン上げするのが関の山です。それにライドシェアの推進は業界不問の賃上げの動きと相反します。そのうえ来年4月から残業規制を導入するというのですが、結局それは誰のため、なんのためになるのか、本当に政府と関係各省なり自治体なりで整理がついてるんでしょうかね。