working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

ブロック崩しと松葉崩しは別物

皆様こんにちは。バリバリ動くゲームがしんどくなってきたので、久しぶりにブロック崩しをやってみようとPlaystation Storeを覗いたら

store.playstation.com

固定されたブロックと、物理法則に従ってバウンドするボール、そういう単純なものではなくなってました。ジャンルに革命?いやぁ、そういうのはいいんですよって言いながら買いました。

先に言わせてください。このジャンルは例外なく「ブロック崩し」でStore検索かけたら出てくるようにUI改善すべきだと思うな私は。こんな長々しい英字の名前、すらすら検索かける奴いないだろう?

どうやってこれにたどり着いたかって、「ブロック崩し PS5」でブラウザ検索かけて、Webサイトをひと通り眺めてからですよ。なにこのITオンチくさい行動。

 

師匠「大山のぶ代みたいだな」
先生「gentlyさんは老いたな」

 

アルカノイドアレイウェイみたいなのを買いたかったんですけど、ハードが発達して、従前のグラフィック、処理能力では表現できなかった追加要素があると、それはもう別のゲームなんですよ……。

パドルが風を吹き出したり吸い込んだりしてボールの軌道を変えるとか、ブロックの結合力が弱まって落ちてくるとか、当たると一定時間ボールが打ち返せないとか、ステージごとのボス戦とか、ゲージがたまると誘導弾発射とか、別になくてもいいんです。心穏やかに、目の前に積まれた山にボールを当てて崩すってのがひたすらやりたいんです。

 

最先端の先っぽと、クラシックの後ろのクあたりのが同じハードに共存したっていいじゃないですか。無理矢理進化させなくたっていいじゃないですか……そんなことを考えながらShatter Remastered Deluxeをやってみたら、うん、悪くない。これで1,200円なら全然問題ない。

 

追加要素は先述した通りですが、光のエフェクトがきつくてボールが見えにくかったり、各ステージのボスデザインがおしゃれだったりむかついたり(とくに4番目のボール打ち返してくるやつ)、ステージが丸かったり、縦だったり横だったり、懐かしさを期待した私にも違和感なく受け入れられました。革命的に斬新ですけど、やり過ぎていない。ちょうどよい。

ただ……ボールの跳ね返りの角度に独特のくせがあります。風で軌道を変えたときのボールの跳ね方はちょっと予想がつかず、しょっちゅう取りこぼします。

取りこぼしが多い分、ブロックを破壊したときに出てくるアイテム「エクストラボール」も結構な確率で出てくるので、初めたばかりでも継続してプレイできます。難易度高すぎて初見放り出しってことにはならんと思います。

 

あと、海外ソフト特有の英語の直訳、不自然な日本語が各所で見られます。ステージ名の「グラニュール抽出装置」ってなんだべさ。これも味なんでしょうけれども。

store.playstation.com

奇怪な日本語のノリでラヴァーズ・イン・ア・デンジャラス・スペースタイムを思い出しました。これは1人でやるゲームではありません。4人いないと絶対無理です。

操縦クルーが明らかに足りていない、ふざけたピンク色の丸い戦艦に乗って、宇宙空間に囚われたうさちゃん仲間を助けに行くんですが、戦艦内部の構造が増築を繰り返した家のように入り組んでおり、操縦したい装置にたどり着くまでが大変です。操作を誤るとクルー同士で殴りあいになることもあります。

 

ただ、これも、悔しいんだけどめっちゃ面白いんですよね……笑いのセンスが充満しています。日本のゲームは確かに凄いんですけど、こういうプレイヤー参加型コメディはあんまり経験したことがありません。空気読みくらいかな。久しぶりにサイト見たら新作わらわら出てた。

kuukiyomi.com

今日の昼過ぎからホームパリーです。パリーといえばパリゲーが必要です。最近そんなのやる余裕もないまま泥酔してますけど。松葉崩しはやりません。