working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

趣味の迷宮

皆様こんにちは。このブログは開設からぼちぼち4年経とうとしております。おかげさまで今月、累計10,000PVに達しました。たぶん途方もなく遅い部類です。はてなブログの運営さんから記念品なりバッジなりが支給されるわけでもなく、一つの通過点に過ぎません。これからも粛々と、皆様の暮らしに寸分の役にも立たない記事を書き続けます。

 

ひろがるスカイ!プリキュアを毎週リアルタイムで見続け、おとといの第3話で東映の凄腕作画陣の拘束が解かれたようです。ソラちゃんとましろちゃんの表情がカットごとに微妙に違うので、若手アニメーターが腕を磨くフェーズに入ったと思われます。

今回初めてプリキュアシリーズのBlu-ray購入を検討しているくらい毎週楽しみで仕方ないので、作画レベルの安定を切に願います。

それにしてもキュアスカイの変身バンクがかっこよすぎます。おばあちゃん、スカイランド神拳、賽の河原、不安定な通信網と見どころ多数でした。来週も休日早起き不可避。データ放送のプリキュアあつめ、今週はカバトン2連続でおじさんがっかりだ。

 

そんな日曜の朝。プリキュア終了後のスーパーヒーロータイムを無視して日曜討論にシフトし、日銀新総裁人事について元副総裁の岩田規久男さんと元政策委員会審議委員の早川英男さんのバチバチゴリゴリの議論(YCC10年国債基軸って露骨な政策ファイナンスだろうが、アコードは歪みの始まり、もっと短期調達なんとかしろよってその通り過ぎて笑っちゃった)を聞いた後、突然、そういえば最近ダンジョンさまよってないなと思い立ち、

チョコボって……かわいいよな

買ってしまいましたチョコボの不思議なダンジョンエブリバディ!。たぶんね、便利屋斉藤さんを見て、発作的にこういうのがやりたくなったんです。

 

このシリーズの一番最初を学生時代にやったことがあります。自動生成のダンジョンが物珍しかったころで、入るたびに形が変わるなんて最高じゃないと思ったものですが、数日で投げ出しました。

モンスターを倒すのに最も重要なツメが傷んで壊れる仕様(クラがどうだったか忘れた)で、壊れた後はどういう原理か綺麗なハネになって永続的に何らかの追加効果を持つんですけど、ツメがなくなると攻撃力が激減するのでモンスターを倒せません。それに備えて複数のツメを持っておかねばならず、どれくらいで壊れるのか可視化されていないので毎度ダンジョンのまんなかでツメが足りなくなってました。テレポの羽でダンジョンを脱出して装備を整えようにも先立つものがありません。詰んだ。これ詰んだ。

ダンジョンで力尽きるとお金と所持品が没収されるので、その後のリカバリが大変です。ツメだって合成したり呪い解いたり鍛えたり色々やってようやく使い物になるのに、いずれ壊れる無常感に私は負けました。

なんかこう、みんなかわいい

あれからたぶん四半世紀以上。2019年リリースのゲームを今頃買ってみたらどうよ、ツメ、壊れなくなってる!チョコボちっちゃい!声ついてる!かわいい!中村悠一さんと中原麻衣さんってCLANNADコンビだよね、中原さんのワルっそうな声ちゅきちゅき。ぐふ、ぐふへ、ぐへへ……。

序盤は全然余裕

泥沼の始まりです。せっかく大量の皿洗いが終わって、洗濯機、掃除機、トイレ掃除、風呂掃除、物干し、ゴミ出しとテンポよく片付けるはずが、昼食と昼寝すっ飛ばして夕方までやってしまいました。外真っ暗や。洗濯は諦めて部屋掃除とトイレ掃除だけやりました。

長時間ゲームをやると死んだ魚のような目になります。ゴミが見えない。もうこれ以上あなたの海泳げないわ。疲れ目やら老眼やら年齢的要因もあるでしょうけど、あんなに長時間画面見てたら誰だってしんどい。多少意識も混濁するようです。

 

この中毒性の高さはどこから来るのか。チョコボの不思議なダンジョン以前に、モノクロのゲームボーイを所有していたころ、友人から借りてダダはまりしたゲームにカーブノアというのがありましてね(前にも書いた気がする)。

こういうのは動画実況見てもらうのが一番早い。言語化する手間と情報量が見合わない。リリースが32年前ですってよ。歳とるわけだ。画面右でちょくちょく紹介される美少女ゲームとその他情報から実況者の年齢がなんとなく推測できる仕様です。ドキドキ文芸部はサイコホラーだけどな……。

自分が動くと相手もそれに応じて動き、死んじゃうとアイテム没収されるシステムのことをローグライクというらしいです。チェスや将棋のように交互に駒を動かす要領で、相手にどう接近、攻撃もしくは回避するか考えながら進めるゲームです。似たジャンルに、途中で飽きてしまったシャイニング・レゾナンス リフレインだったり、これも友人の勧めだったけど途中で放り投げてしまったヴァルキリープロファイルシリーズがあります。全部途中放棄してるやんけ。

カーブノアの時代と比べると随分進化しました。たぶんこういうのが好きなんでしょうね。時間に急かされない、考えてプレイできる、超絶技巧の操作を必要としないゲームが。ゲームレベルが上がってきたらまた途中で放り出すかもしれませんが。年取るってこういうことなんだなぁと気が滅入りそうです。

人生は、冒険ではなく迷宮だ。