working-report 2回戦

ゲーム脳はゲーム脳のままで熱を失うだけ

アニメ見てるよ!って公言してる人は実際どれくらい見てるのか知りたい人向けの2022夏アニメ記事

皆様こんにちは。夏アニメが始まって1か月たちました。そして先週末から夏の甲子園も始まりました。昨年、オリンピックと甲子園に翻弄されたラブライブ!スーパースター!!はさっそく今年もEテレの順延に翻弄されました。近江と鳴門の試合は点差こそつきましたがとてもよかったです。試合開始から集中して見たのはこれが今年初めてで、近江打線の重圧に鳴門の冨田投手がじりじりと押されているのがよく分かる展開でした。100球越えた前後からカーブとスライダーの制球が甘くなったのを見逃さない近江の打者も凄かった。春に比べて総合力を上げてきたというのはそういうことかと納得しましたよ。

……それにしてもラブライブだけはどんなに繰り下げても放送するEテレのポリシーはすごいですね。日曜美術館とか看板番組は休むのに。そういや関西ではプリキュアも影響を受けます(朝日放送高校野球を中継するため。昔センバツ毎日放送が中継してたんですけど、NHKとの二元化は意味がないと判断したのか20年くらい前にやめましたね)。関西の女児たちおじさんたちは、他地域の女児たちおじさんたちと比較して約3週間の遅延および平日の代替放送を受け入れざるを得ないのです。去年こんなこと書いてました。

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ところで私はいま何を見ているのか、前回の記事から多少の追加もありましたので改めて書き出してみました。単発企画ものは削除しました。

 

異世界おじさん
異世界迷宮でハーレムを
異世界薬局
うたわれるもの 二人の白皇
Extreme Hearts
Engage Kiss
組長娘と世話係
最近雇ったメイドが怪しい
Shenmue the Animation ←NEW!!
邪神ちゃんドロップキックX
それでも歩は寄せてくる
ちみも
東京ミュウミュウ にゅ~♡
プリマドール
惑星のさみだれ
継母の連れ子が元カノだった
メイドインアビス 烈日の黄金郷
ユーレイデコ
ゆるゆりせれくしょん(再放送)
よふかしのうた
ラブライブ!スーパースター!! 第2期
リコリス・リコイル
連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ
私に天使が舞い降りた!(再放送)
咲う アルスノトリア すんっ!
サマータイムレンダ(前期からの継続)
デリシャスパーティープリキュア(同上)

岩合光昭の世界ネコ歩き(再放送も含めて毎週1時間)

 

これ以外に前期、前々期の残りがまだまだたくさんあって、合計1TBのHDDが「あふれちゃう!あふれちゃうよぉっ!」とヒーヒー言ってるのです。だから私は外遊できないのです。それを悪しざまに罵る怨敵はとうの昔に去りました(こちらを参照)。先週、遅ればせながら阿波連さんははかれないを見終わりました。私もあんな彼女欲しいなと思いました、見てる間だけは。

4話見終えて乗ってきたのはリコリス・リコイルですね。身内の腹立つ奴がたくさん出てきますけど、たきなちゃんがそいつをぶん殴ったあとスッキリ笑ってたのが気持ちいい。くそ生意気な後輩も一緒にぶん殴ってやればよかったのに。映画のような相棒感が出てきた二人は、いずれどこかで道を違えてしまうのだろうかと考えるだけで気分が落ち込みます。

異世界迷宮でハーレムをは地上波放送の限界に挑んでます。女の子を奴隷として使役するどころか慰みものにすること、奴隷購入に必要な金銭獲得のために相手が盗賊とはいえ殺人行為を正当化し、あまつさえその左手首を切り落としてID情報を回収、現金化するプロセスを常識とする世界観は、お手軽フェミニズムが跳梁跋扈する現代日本で許されるのでしょうか。あの人たち、KADOKAWAみたいな大資本には絶対喧嘩売らないよね。そのシーンでは公共電波で映せないものが相当数映っているらしく、不自然な白い光に代わってグレーのウィンドウが多用されています(残虐シーンは不自然な黒い影が入りますけど)。とりあえず4話まで見ました。「毎週の楽しみはこれしかない」ぐらいの勢いで見ました。ちなみに月額3,000円のAT-Xと契約していると全部丸見えだそうです。ロクサーヌちゃんの揺れる山脈の頂上もよく見えます。そのうち放送休止になりますよこれ。

ルミナスウィッチーズは響ちゃんの色違い・マナイアちゃんがめちゃくちゃ可愛いですね。底抜けに明るくていつもニコニコしてて運動神経抜群で、中身もそっくりなようです。露出度が高いのもポイント高い。

メイドインアビスは3話から先、原作を知っているので見る勇気が出ません。つくし卿のモノクロ漫画ですら恐怖を抱いたあれらのシーンが彩色され、動きがついたら、耐えられないと思います。その一方で久野美咲さんのそす子に会いたいのも事実です。早く11巻読まないと価値を精算されてしまう。

アニメイトタイムズの新番組一覧から漏れていたシェンムーのアニメ、4月に配信スタートしたのがBS日テレで始まりましたので拾ってます。シェンムーに大した思い入れはないんですけど(3年前にゲームやって落胆した話はこちら)、それなりにちゃんとした作品になるものと期待して見始めたらとんだイロモノでした。ほぼツッコミ祭りです。原崎(同級生の女の子、たぶん涼さんが好き、でも涼さんは色恋に興味ないのでいわゆる負け犬)がマッドエンジェルズ(この悪そうな名前も時代感じるなぁ)にさらわれて、倉庫街に来い!と涼さんに伝えに来たチンピラがバイクに乗って帰ろうとした瞬間、後ろから涼さんが鮮やかに飛び蹴り食らわせてバイクを強奪しました。腹抱えてわろた。チンピラもさっさと帰りゃいいのにわざわざ一旦停止のうえ振り返って「あばよ!」って、「ほらほら涼さん蹴るなら今ですよ」て言ってるようなもんじゃないですか。楽しく5話まで拝見しました。

 

このようにHDDに忙殺される一方で、ちょくちょくBlu-rayも買ってます。

終わってしまった……

 

昨年公開の劇場版きんいろモザイクThank You!!。テレビシリーズ以来追いかけてきた彼女たちのお話もこれで完結です。田中真奈美さんがCOCO塾で培ったネイティブ並みのスピーキング力は健在でした……東山奈央さんはあんまり話してなかった。これを見てほんわかしたとか癒されたとかいう意見をよく目にします。私も疲れているとそう思うことがあります。本作の真のテーマは「日常に潜む狂気」だと弁護士の友人が言ってました。小さな狂気が見過ごされ、少しずつ蓄積、拡大すれば、まるで注いだ水がコップからあふれ出すように、いつの間にか全員が狂気を当然のように受け入れる。このような視点で劇場版を見ると、30秒に1回は狂気がだだ洩れています。みんな可愛いキャラクターに騙されているのです。

 

……今回したかった種田梨沙さんの話を始める前に3,000字近く費やしてしまいました。別の機会に譲りましょう。