皆様こんにちは。少し前の他人様のブログにこんな記事がありました。
駅メモ!のアカウントが凍結された人の顛末を記したものですが、読後に得も言われぬ違和感が残りました。
運営による木で鼻をくくったような対応がやたら強調されて、凍結前に自身が何をしていたのか記述はあれど、運営から何らかの催告や警告などのサインがなかったのか書かれていません。
その理由を考えるうえで、そっちの方が重要だろうと思うのですが……あんまりツッコんじゃいけないのかもしれませんが、私の感じた疑問をつらつら書かせてもらいます。
……ふつう、何らかの問題行動や、運営が指摘する不正アクセスが見られた場合、最初の数回は警告が発されるはずです(その警告画面に気づかなかったと筆者は書いてますが)。ここまで分析的に書けるのに、そんな大事なことに気づかないなんて、ありえますかね。
この人が書いている「VPNを通してアクセス」が何を意味するのか必ずしも明確ではないのですが、普通に考えると自宅のWi-Fiネットワークを経由してチェックインしたってことでしょう。それは私もやってますが、警告なんて受けたこともありません。
まさか広大な仮想ネットワーク網にサーバ置いて各地にアクセスしてたなんてことじゃないよな?万が一そうだったら明確な位置偽装だよ?
ほかにもいくつか問題の本質と関係なさそうなことが書かれていますが、一番怪しいのは「端末リロード」です。その行為が運営側からどう見えるのか、やろうと思えば遠隔地から複数人が1アカウントを使い回す偽装行為に見えることに思い至らないのは、駅メモ!のゲーム趣旨から考えて、ちょっといかがなものかと思います。そこは都度充電が面倒でもモバイルバッテリー使う方が楽ちんでしょうに……。
警告は百歩譲って気づかなかったとして、文中列挙した行為を繰り返していれば、そりゃいずれ凍結もやむなしでしょう。どれがどう判定されたかより、ゲームの趣旨を逸脱した行為であることに本当に気づいていないんでしょうか。
行為のうちどれが運営の逆鱗に触れたのかは知りません。マスターネーム(ほんとひでぇ名前だ)、コメント、ふれあいノートなど自由記述の振る舞いがどうだったのかを含む総合的な観点から、健全なゲームアプリの運営上不適格と判断された可能性もあります。こんな名前にする時点で人となりはお察し余りあるとは思いますけど。
再三引き合いに出していることですが、駅メモの公式ブログは利用規約に基づく対応を明示しています。
運営が特定のユーザーを排除する決定をした後の対応は一仕事終えた死刑執行人のようなもので、執行理由が不正アクセスなのか問題行動なのか、死体から自分が死んだ理由を訊かれたところでまともに応対するはずがありません。冷淡でも運営から「あんたはこれに抵触したよ」って回答が返ってくるだけましってもんです。
現役ユーザーの皆様はせいぜい気をつけましょう。繰り返しになりますが、利用規約およびそれから派生する各種ルールを運用するのは運営であって、ユーザーの解釈と必ずしも一致しません。そして運営の制限判断に疑義を挟んでも、裁定が覆ることはまずありません。
この人の書いたことが事実なら、駅メモ!運営は疑惑時点で警告も発さず首狩りに来るってことです。疑わしいことはしない。これに尽きます。
一見不正行為が野放しになっているようでも、そいつらはわざわざ複数端末で複数アカウントを使ってるか、あるいは凡人の私に考えつかないようなことをうまくやってるだけです。それを楽しいと思える人のほうが、どうかしているのです。
ただねぇ……こうしたことが起きるのは、ポイントを競わせるゲームシステムと、競争心を煽られた結果、他ユーザーのプレイに過敏に反応したり、過剰な敵意を燃やしたりする、一部の過熱した困ったちゃんのメンタリティに原因があります。
現状のゲーム性に問題があるのかどうか、長らく進歩していないことは確かですし、メンタリティを刺激する行為への対策をしないまま、クロ判定ユーザーの排除だけで本当にいいのか?という気はします。追放されたユーザーになんら同情はしないけど。
要約すると、大人になろうぜ。って話なんですけどね。
でんこと楽しく旅をする。それこそが駅メモ!の醍醐味ってもんじゃないですか。
みんながみんな、優しくって可愛くってスタイル抜群ないよおねえさんの、穏やかな瀬戸内海みたいな気持ちになれればいいのに。
過去に複数の駅メモ!関連記事を書いてきましたので、ごく一部ですがリンクを貼っておきます。プレイマナーの啓発みたいなことを、モバイルファクトリーさんは考えてくれないのかな。このままじゃ、良心的なユーザーからも嫌われてしまう気がする。
working-report2.hatenablog.com
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